ヘアカラーの「塩基性カラー(塩基性染料)」についてを解説!

 




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和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@kazuki_kishi)です。

最近ではカラートリートメントという商材が一般だけでなく美容室などでも増えてきている傾向にあります。

ヘアカラー剤は大きく分けると「医薬部外品・永久染毛剤」のアルカリカラーと「化粧品の半永久染毛剤」のマニキュアやカラートリートメントカラーシャンプーなどに分類されます。

アルカリカラーはジアミンなどがあはいっている通常のヘアカラーに使われるもので、

反対に、半永久染毛剤はマニキュアなどの酸性染料と言われるダメージが少ない、またはダメージが全くないという薬剤になっています。

そしてカラートリートメントは半永久染毛剤で塩基性カラーという種類になります

きし

今回はカラー剤の種類の1つである塩基性カラーについてを、分かりやすく解説していきます。

塩基性カラーは「塩基性染料」と「HC染料」

上記にもあるように、塩基性カラーとは「カラートリートメント」のことです。

分子が大きく髪の内側には浸透せず、髪表面に付着してイオン結合することで色を付けます。

「+」電化を帯びており、髪が「-」の電化を帯びている状態、

つまりpHがアルカリに傾いている状態髪が傷んでいる状態ほど、染まりが良くなります。

塩基性染料だけでは、色数が少ないため、HC染料のようにさまざまな色合いを出せないのが弱点ですが、ジアミンアレルギーがあるという方へのヘアカラーとなるのは、とても嬉しいはずです。

※健康な髪のpHは、4.5~5.5の弱酸性です。

それよりも数値が高くなればアルカリに傾いている状態です。

(pHについてはこちらをどうぞ↓)

塩基性染料

塩基性染料とは2001年の国の規制緩和で使用できるようになった染料です。

塩基性染料も、酸性染料と同じように分子が大きくプラスの電荷を持ち、毛髪表面のマイナスの電荷とイオン結合することによって、色が定着します

毛髪内部までの浸透はしないのでヘアカラーに比べて、格段に色持ちが下がってしまうのがデメリットです。

きし

さらに化学反応も起こさないために、髪や頭皮に負担はないものの染料の染着は髪の表面のみとなります。

HC染料

HC染料は2001年4月の化粧品規制緩和により、 新たに使用可能となったヘアカラ用の原料で、 ヘアマニキュアやカラートリートメントだけでなく口紅などの化粧品で利用されている染料です。

電荷を持っていないためイオン結合ができないが、分子が小さいために毛髪の内部まで染着します

 

昔から多用されている「タール系色素」(赤色○号や青色○号などと標記されている旧法定色素)に比べ、 分子量が小さいという特徴があります。

同じく分子量が小さい天然ヘナの色素とも容易に吸着し、重合する形でキューティクルの間に浸透するので、髪を傷めずに色相を維持できます。

このHC染料というのは酸性染毛剤の色のサポートに含まれています。

全てのカラー剤をグラフにするとこのような感じになります。

脱色剤
酸化染毛剤
酸性染毛剤
一般名称
  • パウダーブリーチ
  • ライトナー
  • アルカリカラー
  • 中性カラー
  • 酸性カラー
  • 塩基性カラー
分類
  • 医薬部外品
  • 脱色剤
  • 医薬部外品
  • 永久染毛剤
  • 化粧品
  • 半永久染毛剤
原理
メラニンを壊し(脱色)、髪の明度を上げるという事に特化しています。
メラニンを壊し(脱色)、明度を上げつつ酸化染料が毛髪内部で酸化重合して発色します。
酸性色素がキューティクル付近でイオン結合し、着色します。

ヘアカラートリートメントは塩基性染料とHC染料が配合されている

上記にも書きましたが、カラートリートメントは「塩基性染料」と「HC染料」が配合されているカラー剤というわけです。

カラートリートメントは手軽にできるというメリットがある代わりに、色持ちが圧倒的に悪いというものでもあります。

アルカリカラー>マニキュア>カラートリートメントというのが色持ち比較

比較すると、このような感じになります。

塩基性カラーをまとめると、2つの目的がある人におすすめとなります。

きし

塩基性カラーはジアミンアレルギーのある方におすすめ

塩基性染料はトリートメントに配合していることが多く、カラートリートメントをすることによってアルカリカラーに比べて手触りの良い仕上がりになります。

さらにジアミンフリーなので、髪や頭皮に負担をかけたくない人におすすめとなります。

最大のメリットであるのが、髪や頭皮を痛めないところにあるので、「痛めたくない」という目的がある人に良いです。

塩基性カラーはビビットな色に染めたい時にもおすすめ

絵の具やペンキのような、ビビットなヘアカラーをしたい時にも塩基性カラーがおすすめです。

HC染料が高彩度の色を表現してくれ、アルカリカラーに比べてより光沢のある髪色をつくることができます。

各種のカラー剤の特徴をとらえて、目的に合わせて使うことによって効果的に髪色をキレイにすることができます

 

少しでもキレイになるサポートになればと思います。

きし

(カラートリートメントの記事)

 

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