ユニコーンカラーの特徴や作り方、ヘアスタイル
「ユニコーンカラー」ってご存知でしょうか?
実は、ユニコーンカラーっていうのは少し前に流行したレインボーカラーをさらにキレイにしたものだと言われています。
「…」
「ユニコーン?」
「馬なの…?」
というユニコーンカラーを全然知らない人のために、ユニコーンの特徴から方法からを分かりやすく紹介する、「ゼロからのユニコーンカラー」という記事をつくりました。
「ユニコーンカラー」について


ユニコーンカラーは、パステルカラーやビビットカラーを髪に表現したヘアカラーのことです。
ユニコーンカラーは「ユニコーンヘア」とも呼ばれ、その定義は人によってさまざまなものになっています。
- パステルカラー
- ビビットカラー
- 2色以上使っているヘアカラー
- 3色以上使っているヘアカラー
- レインボーにしているヘアカラー
このようにユニコーンカラーはさまざまな定義があるようです。

簡単に言えば、染めている本人がユニコーンカラーだと言えばそれはユニコーンカラーなのですね。
ユニコーンカラーの由来
ユニコーンカラーの由来は実に簡単です。
神話にでてくる「ユニコーン」をカラーのネーミングにそのままつけていると言われています。
そもそもユニコーン自体存在するのかは定かではありませんが、ユニコーンのたてがみにある色(ビビットやパステルが最も有名)をモチーフとされています。
そのために、パステルやビビットなどを多用するのがユニコーンカラーの由来になったようです
「外国人風カラー」と「ユニコーンカラー」の違い
ユニコーンカラーの特徴としては、金髪もしくは白髪にしたあとに、パステル&ビビットカラーで色をつけるのが基本となります。
ユニコーンカラーのカラースタイルには…
- 1色染め
- 2色染め
- メッシュ
- レインボーカラー
- グラデーションカラー
さらに、ユニコーンカラー特徴の1つに、時間と金額が他のヘアカラーに比べて高く設定されています。
それには難易度の高い施術があるからです。
工程的には、ブリーチを含む2回〜5回ほどに分かれていきます。
つまり、ユニコーンカラーはブリーチカラーのカテゴリーになります。

上記の記事は「外国人風カラー」メインにしていますが、こちらも同じくブリーチカラーの1種になります。
しかし、ブリーチカラーでも「外国人風カラー」と「ユニコーンカラー」の大きな違いの1つに、使うヘアカラー剤が違うことにあります。
- 外国人風カラー=「酸化染毛剤」
- ユニコーンカラー=「塩基性カラーor酸性カラー」
使用するヘアカラー剤が違うことにあります。
酸化染毛剤とは、一般的なヘアカラーのことです。
塩基性カラーはカラートリートメント、酸性カラーはマニキュアのことです。
塩基性染料も酸性染料と同じように、分子が大きくプラスの電荷を持ち、毛髪表面のマイナスの電荷とイオン結合することによって、色が定着するようになっています。
そのために、普通のヘアカラーでは出せないビビットやパステルカラーを簡単につくることができるのです

さらに化学反応も起こさないために、髪や頭皮に負担はないものの染料の染着は髪の表面のみとなるので、髪への負担が少なくユニコーンカラーは楽しめます。


ユニコーンカラーでは、「幻想的」「現実離れ」「ウィッグのような」などのナチュラルではないヘアカラーのことが大きな特徴です。
ユニコーンカラーの施術方法
ユニコーンカラーで重要になってくるのは、「ブリーチ剤」です。
ブリーチでカラーレベルを上げれば上げるほどキレイなユニコーンカラーをつくることができます。

[box04 title=”ユニコーンカラーの施術の流れ”]
- ブリーチカラー1回目
- ブリーチカラー2回目(髪の状態による)
- ブリーチカラー3回目(髪の状態による)
- 塩基性カラーor酸性カラー
ブリーチカラーの回数は、髪質によって全然違いますが大抵のケースでは2回は必須です。
例えば、黒髪や茶髪程度の場合、一度のブリーチカラーだとナチュラルカラーになってしまうので、どちらというと外国人風カラーになってしまうので見極めが重要になります。
逆に、やり過ぎにも注意が必要になり、4回も5回もブリーチをしてしまうと髪への負担は絶大なるものになるので、ブリーチは多くても3回までにしましょう。
【次のページでは、ユニコーンカラーの施術方法とヘアスタイルについて】