スキンケア

美容師が教える「角質層」の重要性|肌トラブルから守ってくれるスキンケアを始めよう

  • 角質層ってなに?

当記事は、お肌トラブルから守る角質層について分かりやすくお話していきます。

前回の記事では、お肌の基礎知識をしましたがその中でもとくに大事になる「角質層」について詳細に分解してみました。

あわせて読みたい
お肌の基礎知識|美容師が教えるスキンケアのための皮膚の仕組み スキンケアって何から始めればいいの? 当記事は、美容師が教えるスキンケアのためのお肌の基礎知識を、分かりやすくお話...
女性
女性
広告やCMとかで角質層ってよく聞くけど、どういうこと?

お客様からもよくある質問です。

ということで、美容師が分かりやすくスキンケアに必要な「角質層」について分かりやすくお話していきます。

 

なぜスキンケアが必要になってくるのか?

つま
つま
お肌には、トラブルを防ぐために皮膚の表面には角質層というものがあります!主にはさまざまな外的要因から守ってくれる役割があります。

お肌は、表皮にある角質層に異常があらわれることでお肌トラブルが発生します。

その角質層には外的要因から守ってくれる3つの機能があります。

  1. 皮脂膜
  2. 色素細胞
  3. ランゲルハンス細胞

というものがあります。

それぞれについて分かりやすく紹介していきます。

角質層について

角質層とは、皮膚の1番外側にあり、核のない薄い平らな細胞が14層重なりあってできています。(手のひら・足の裏のみに透明層があります)

  • 角質層はケラチンという丈夫な白質からできています。
  • 角質層は核のない角質細胞が、14枚重なりあっています。
  • 角質層は「デモソーム」により接着され、上部ではこれが分解され、はがれやすくなっっています。
  • 角質層に水分が10〜20%含まれていると、肌はみずみずしく感じられます。
  • 角質層の間には「細胞間脂質(セラミド)」があり保湿とバリアを司っています。
  • 角質層の中には自然保湿因子NMF(ナチュラルモイスチャーライジングファクター)があり、うるおいを保っています。

 

とてもややこしくなってしまいましたが、簡単に説明するとお肌の表面にある部分のことを角質層と言うんです。

皮脂膜

皮膚の表面には皮脂腺から分泌されると皮脂と、汗腺から分泌される汗、それに大気中の湿気が混じり合い、皮脂膜が張られています。

ちなみにpHは4,5〜6.5です。

あわせて読みたい
pH(ペーハー)について|美容師が教える髪とpH(ペーハー)の関係性 「pH(ペーハー)」をご存知ですか? よくpHというワードを見かけます、「お肌のpH」とか「食生活のpH」などという風に、...

皮脂膜の働き

  1. 外界の刺激から肌を守ります。
  2. 皮膚表面を弱酸性に保ち、最近の繁殖を防ぎます。
  3. 水分の蒸発を防ぎ、肌をなめらかにします。

 

皮膚の新陳代謝

  • 基底層で作られた新しい細胞は、表面へ押し上げられ、最後は核のない角質細胞になり、角片となってはがれ落ちます。
  • 皮膚の細胞が生まれて、垢となってはがれ落ちるまでのサイクルを新陳代謝(ターンオーバー)といいます。
  • ターンオーバーの正常なサイクルは28日間です。(新しい細胞が生まれて角質層になるのに14日間、角質層がはがれ落ちるまでが14日間の計28日間)

ターンオーバーとは、表皮が入れ替わるサイクルのことを言います。

皮膚は新しい肌細胞を生成するために「ターンオーバー」というサイクルでつくっています。

ターンオーバーが正常に働くことで古いお肌から新しいお肌へとどんどん作り直しているのです。

 

色素細胞(メラノサイト)

  • 基底層7個(4〜10個)に1個くらいの割合で存在し、メラニン色素をつくっています。
  • 色素細胞の数はほぼ人類共通で、人種による細胞数の差はありません。
  • 人によって色の差がみられるのは、色素細胞でのメラニン生産量に個人差や人種による差があるためです。
  • 色素細胞は樹枝状突起をもつ細胞で、突起から周辺細胞にメラニンを分配しています。
  • 細胞の中に取り込まれたメラニンは細胞とともに体外に排出されます。

メラニン色素

  • 人の皮膚の色を決定する最大因となります。
  • 色素細胞でのみつくられる褐色の特殊な白質顆粒です。
  • メラニンの生産量は遺伝によって決められています。
  • メラニンの最大の役割は紫外線(B波)から細胞の核(DNA)を守ることにあります。
  • メラニンには紫外線の化学エネルギーを、熱エネルギーに変換し、破壊力をなくす働きがあります。
  • メラニン色素は紫外線の他、ホルモンのアンバランス、ストレス、肝機能障害、活性酸素、炎症により、色素細胞が刺激され過剰につくられます。
あわせて読みたい
髪にある「メラニン色素」の特徴を美容師がまとめてみた 髪や肌の色にとって重要となる「メラニン色素」ってご存知でしょうか? 日焼けをする原因はメラニンの増...

お肌の色をつくるものなんですが、よく誤解されているのは「メラニンは悪ではない」ということです。

要はバランスの問題です。

なさ過ぎてもいけませんし、ありすぎてもいけないということです。

 

ランゲルハンス細胞

ランゲルハンス細胞とは、表皮に存在する樹状細胞の1つのことです。

  1. 免疫を司る細胞で、表皮内で異物の侵入をチェックしています。
  2. 異物の侵入を察知すると、それを細胞内に取り込み、その情報をリンパ球に知らせてくれます。
  3. リンパ球はその情報をもとに抗体(武器)をつくります。
  4. ランゲルハンス細胞は紫外線を浴びるとダメージを受け、カラダ全体の免疫機能が低下します。

つまり、お肌にあるランゲルハンス細胞にダメージを与えないようにケアをしてあげることが重要になるのです!

まとめ

つま
つま
角質層についてまとめてみましたがいかがでしたか?

この角質層をケアしてあげることはとても重要なポイントになるのです!

おすすめのスキンケアアイテムです。

乾燥しやすい角質層を水分補給しながら、お肌の活性化もしてくれるので、モチモチのお肌になります。

ぜひお試し下さい。

ABOUT ME
岸 和希
美容師をしています。得意なのはカット、カラー、パーマヘアケアです。髪に役立つコンテンツを日々更新しています。