- 紫外線の対策ってそんなに怖いの?
- 日焼け止めクリーム以外に対策ってあるの?
当記事では、紫外線について分かりやすくお話していきます。
紫外線と言えば、お肌の乾燥を早める悪いものです。 ほとんどの女性は紫外線対策をしています。
紫外線を避けたり、紫外線クリームをつけてみたり、さまざまな対策をしています。
それは大きな間違いです。
実は紫外線が怖いのは夏だけではではありません。
当記事では、美容師が教える紫外線情報を分かりやすくお話していきます。紫外線対策の参考になるはずです。
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紫外線について
ここでは紫外線について分かりやすくお話していきます。まずは基本の紫外線からです。

つま
- UV-A
- UV-B
- UV-C
実際にお肌にとって悪影響になるのは、UB−AとUB−Bの2つです。
UV-Cはお肌に届くことはありません。

この2つのUVカットをする必要があります。
UV-Aは、肌の表皮を突き進み真皮にまで到達します。 UV-AはUV-Bほどの攻撃力はありませんが、じわじわと肌の奥深くまで浸透し、真皮にあるコラーゲン・エラスチン繊維を攻撃します。 UV-Bは、表皮を赤くさせ炎症を引き起こします。 表皮の細胞を破壊し、メラニン色素を増加させシワやシミにすることになります。
- UV-Aはお肌への攻撃力が低いですが、量が多い紫外線
- UV-Bお肌への攻撃力が高いですが、量が少ない紫外線
になります。
紫外線量と季節変化

※日中の1時間当たりの紫外線熱量(月平均値)
グラフを見てもらうと、2月から徐々に紫外線の量が多くなり、4〜5月が最も多い季節になります。
多くの人が勘違いしているのですが、真夏が紫外線が1番多いのではなくて4〜5月辺りが最も紫外線が多い季節になるのです。
真夏にはUV-Bが強くなるので、日焼けやお肌トラブルが増える季節になります。 つまり、UV-Aが1番多い季節は4〜5月で、UV-Bが1番多いのが6〜7月となるのです。
- 紫外線が最も多いのは4〜5月
- 紫外線が最も強いのは6〜7月
ポイントとして、紫外線がない季節はなく常にお肌を攻撃しています。
UVケアが必要のない時期はないので、常時UVケアはしてあげましょう。
1日の紫外線量

※ピークは午前10時〜午後2時
1日の時間帯によっても紫外線量は変わります。
午前10時〜午後2時の紫外線量は多くて、とくに11時〜13時はかなり紫外線量が多くなっています。
天候による紫外線量の変化

※晴れの日を100%とした場合の割合(%)
晴れの日が100%としたら、くもりで80%、雨で66%となります。
注意したいのが、くもりでは体感的には紫外線量が多く感じないのに対して紫外線量が晴れの日の80%もあることです。
つまり、紫外線がないと思っていても、常時紫外線というものは、お肌を攻撃しているということなのです。
紫外線対策
UVカット・UVケアにはスキンケア以外にも方法があります。

つま
スキンケア・UVケアも重要になりますが、それ以外にも食事による栄養摂取によってカラダの抗酸化力を上げることが重要になります。
日焼け後のはお肌には、ビタミンC・ビタミンEをたっぷりと摂りましょう!
- ビタミンC…日焼け後のお肌のヒリヒリ感・ほてり、痛みに効果バツグンです!
- ビタミンE…ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、身体の中で脂肪の酸化を抑制して血管を丈夫にする働きがあります。
- ビタミンA…ビタミンAは抗酸化力が強く、主に緑黄色野菜に含まれています。摂取することにより抗酸化力を発揮します
ビタミンC | アセロラ・レモン・ビーマン・パセリ・ブロッコリー |
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ビタミンE | アーモンド・うなぎ・たらこ・かぼちゃ・アボカド |
ビタミンA | モロヘイヤ・にんじん・ほうれん草・海苔・わかめ |
例えると、釘が錆びたりリンゴが茶色く変色することは、酸化が原因です。
このような変化が人間の身体の中でもおきます。
抗酸化力というのはこういう身体の酸化を防いでくれる力のことです。
まとめ

紫外線は時間や季節や種類によって変わります、これらによって紫外線のケアをすることができるのです。

つま
ただ夏だけUVカットをすればいいというのは間違いで、紫外線自体は常に注意をする必要があります。

つま
- 4〜8月は紫外線を避けるようにする
- 11時〜14時付近は紫外線予防する
- くもりの日でもケアを怠らない
- 常時UVケアをするビタミン系の栄養を摂取する
これらのことをUVケアと重ねてしてあげることで、お肌への紫外線ダメージはかなり軽減されるはずです。 紫外線からお肌を守ってあげるようにしましょう!