- 丸顔だからヘアスタイルをどうしていいか…。
- どんなヘアスタイルが似合うのかが分からない。
こういった悩みに全力でお答えしていきます。
丸顔型に似合うロングヘアのアドバイス
美容師をしていると日々のお悩みや髪の相談を伺った上で、ヘアスタイルを作らせていただいています。
その中では、多くの女性はお悩みをお持ちなんです。
という方が少なくはありません。
そこで、そんな髪の悩みを少しでも解消してヘアスタイルを楽しんでもらうためのコンテンツをつくりました。
美容師として培った10年以上のノウハウを全力で書いたお悩み解決記事です。
当記事は、美容師が教える「丸顔」の顔型に似合うロングヘアの作り方と、前髪や顔周りの作り方について分かりやすくお話していきます。
タップできる目次
美容師が教える「丸顔」について

きし
まずは「丸顔」についても、お話していきます。
それぞれ顔の形は色々とあります。「丸顔」はその一つになります。

つま
丸顔とは、顔の横幅が広く頬がふっくらとしている顔型のことです。
顔型を当てはめるには、「3つのポイント」があります。
- 顔の長さ
- 顎(ひたい)の形
- 額(あご)の広さ
顔の長さとは、眉から口までの縦と口を軸とした横幅の割合のことです。 顎の形は、丸型、四角型、三角型の3種類になります。 額の広さは、狭い・広い・普通の3種類です。
代表的な4つの顔型
種類 | 特徴(顔の割合・顎・額) |
---|---|
まる型 | 2:3 顎が丸型 額が狭い |
日本人女性の7割以上の方は、自分の顔型に対してコンプレックスを抱えています。
ぽっちゃり可愛らしい雰囲気に見える丸顔さんですが、他人から見る自分の顔と、自分が見る顔とでは全然違ったりしますよね。
そんな丸顔のコンプレックスは、ヘアスタイルを似合わせることで、小顔に見せたり丸顔をカバーできたりします。
女性にとって顔の形というのは、ヘアスタイル以上に重要なポイントにになります。そして人によっては大きなネガティブ要素にもなっています。
もしかしたら、既にネガティヴになってしまっている人もいるかもしれません。
しかし、ネガティヴから生まれる「固定概念(こていがいねん)」は全く必要ありません。つまり”決めつける”必要は全くありません。
顔にコンプレックスがある人でも、似合うヘアスタイルにすることで大きくイメージが変わったりするだけでなく、キレイになったり可愛くすることも十分に可能なのです。
ここでは、丸顔さんにおすすめするヘアスタイルについてをご紹介していきます。
「丸顔」という顔型について
顔全体に曲線が多くなく、目と目の間隔が狭く、顔の縦幅が長めなのが”丸顔”の特徴です。
その他には、
- 頬が広く横幅がある
- 横幅に対して縦の長さがあまりない
- アゴやエラに丸くてシャープさがない
全体的に丸みが多く、可愛らしさやキュートな雰囲気があります。
しかし、人間は「無いものねだりの生き物」なので、自分に無いものを欲する習性になります。
丸顔の芸能人は、ベッキーさん、広瀬すずさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんなどが挙げられます。
キレイな芸能人の方も多数いらっしゃいます。つまり「丸顔だから…」とマイナスに考えすぎる必要は全くないということを伝えたいのです。
そんな「丸顔」の顔型が似合うヘアスタイルの作り方を、できるだけ分かりやすくお話していきます。
丸顔さんのイメージは「顔が大きく見える」「幼く(童顔に)見られる」こともあります。
ただ丸顔さんに似合う髪型は、卵型に近い顔型なので横に自然な膨らみを出して緩和し「ひし形」にシルエットを整えていくことで理想の顔型になりやすいとされています。
丸顔でしてはいけない注意点

きし
丸顔型でしてはいけないポイントについてもお話していきます。それぞれの顔型は「卵型」に見せるようにする必要があります。
顔型を似合わせるための考え方には、それぞれの顔型を”髪型(髪の毛)”を使って「卵型顔に見せる」というのが、基本的な考え方になります。
逆に、それぞれの顔型はコンプレックスを強調するヘアスタイルは控えます。つまり、丸顔を強調するような髪型を控えるようにいます。
- トップよりもサイドにボリュームをつくりすぎない
- 厚めのある・広めの前髪にしすぎない
- サイドにレイヤー(段)を入れすぎない
これらのことに注意しておくと、ヘアスタイルは絞られますが丸顔をカバーすることができます。
逆に言えば、これらのことを改善していくことで丸顔がコンプレックスになっていたとしてもヘアスタイルでバランス良く見せることは十分に可能になります。
ショートやベリーショートスタイルの短すぎると、顔がダイレクトに出るので髪でカバー自体ができないので、控えましょう。
美容師から言えば、”髪”というのはメイクやスタイル(身体)と同じように、見た目においてはかなり重要なウェイトを占めています。
丸顔のヘアスタイルポイント
- トップにボリュームをつくる
- 流し前髪・シースルーバングがおすすめ
- 顔型に合わせてレイヤーを調節する
ヘアスタイルはしっかり考えて、自分に合うヘアスタイルを探しましょう。
「丸顔型」が似合うロングヘアの『5のアドバイス』

きし
丸顔の人に似合うロングのアドバイスについてお話していきます。
いくつかのポイントを掴んでおけばロングに似合うポイントになります。

つま
ロングスタイルと言っても、一つではありません。
さまざまなヘアスタイルがあるし、顔型や髪質によっても作ることができます。
その中で「丸顔のロングスタイル」を似合うためのポイントをまとめてみました。
- 「かきあげ前髪」で縦長感アップ
- センターパートで「ワイルドスタイル」に
- ロングの「ゆるふわパーマ」
- 「黒髪ロングヘア」でスタイリッシュに
- 「シースルーバング」ロングヘアで丸顔カバー
順番にお話していきます。
丸顔のロングヘアアドバイス①:「かきあげ前髪」で縦長感アップ

きし
可愛さ重視となる丸顔には、逆にかきあげ前髪で大人っぽく演出してあげることも効果的です。
丸顔で幼く見えがちな人でも、ヘアスタイルによって一気に大人に見せることができます。
加えてロングヘアにも巻き髪を入れることで、小顔効果も出せるので一石二鳥でもあります。
猫っ毛からくせ毛にも、万能的におすすめできるヘアスタイルです。縦長感を強調することができるので丸顔を全体的にカバーすることができます。
丸顔のロングヘアアドバイス②:センターパートで「ワイルドスタイル」に

きし
かきあげ前髪まで大胆に上げなくとも、センターパートで前髪をつくることで大人っぽさは演出することができます。
小顔にしたいからといっておでこを隠すよりも、丸顔の場合はおでこを出すほうが丸顔をカバーすることができて、スマートに見られることがあります。
さらに大人っぽさも一気に演出できるあらスタイリッシュな印象に見られます。
おでこを隠すよりも、おでこを見せて、頬周りをかくすことで「小顔+丸顔カバー」をすることができる丸顔定番テクニックです。
丸顔のロングヘアアドバイス③:ロングの「ゆるふわパーマ」

きし
前髪をつくりたい人には、ゆるふわロングパーマがイチオシです。
サイドにはあまりレイヤーを入れずに頬を隠してあげると、スッキリと爽やかな印象にしてくれます。
パーマでボリューム感や動きをつくりつつ、全体の縦長感を強調します。
丸顔の頬部分をサイドの髪で隠して、髪でボリューム感。ロングなので自然と縦長をつくってくれるため、上手くバランスをとるとバッチリ。
丸顔のロングヘアアドバイス④:「黒髪ロングヘア」でスタイリッシュに

きし
パーマが苦手な人には、黒髪の見せる「スマート」さもおすすめです。
パーマが苦手な人は、黒髪の”黒の力”を利用した「黒髪ストレート」が丸顔のカバーにおすすめです。
黒は顔をスッキリと見せてくれます、顔周りにはあまりレイヤーを入れすぎないように注意が必要です。
黒髪に近い”5〜8レベル”ぐらいのヘアカラーにしてあげると、全体の印象をスッキリと見せてくれます。
丸顔のロングヘアアドバイス⑤:「シースルーバング」ロングヘアで丸顔カバー

きし
シースルーバングは丸顔さんにぴったりのテクニックです。
「シースルーバング」とは、薄くて軽い前髪のことで、これまでの前髪よりも軽く、薄いのがシースルーバングの特徴です。
軽くて薄いことで、髪型全体が明るく見えることや表情が明るく見えることが魅力です。奥行きも出てくれるので縦長感もアップして丸顔のカバーにもなってくれます。
シースルーバングに加えてワイドバングも組み合わせることで、小顔効果も期待できるので、バランスを見てチャレンジしましょう。
まとめ

きし
「丸顔×ロングヘア」にピックアップしてみました。
どんなヘアスタイルにしていいか分からない…って悩んでいる人の参考になれば幸いです。

つま
- 「かきあげ前髪」で縦長感アップ
- センターパートで「ワイルドスタイル」に
- ロングの「ゆるふわパーマ」
- 「黒髪ロングヘア」でスタイリッシュに
- 「シースルーバング」ロングヘアで丸顔カバー
丸顔や顔型をネガティブに感じている人は、どうしてもしたいヘアスタイルがあっても諦めがちになっています。
しかし、ヘアスタイルの幅も広がっていますし、美容師もそんな人のために日々技術を高めています。
こういう記事では、自分に似合うヘアスタイルを知るとともに、美容師さんと試行錯誤して作るためのキッカケにもなればいいなと考えて作りました。
素敵なヘアスタイルのヒントになればいいなぁと思います。