- 四角顔(ベース型)だからヘアスタイルをどうしていいか…。
- どんなヘアスタイルが似合うのかが分からない。
こういった悩みに全力でお答えしていきます。
四角顔(ベース型)・エラ張りでも似合うミディアムヘアまとめ
美容師をしていると日々のお悩みや髪の相談を伺った上で、ヘアスタイルを作らせていただいています。
その中では、多くの女性はお悩みをお持ちなんです。
という方が少なくはありません。
そこで、そんな髪の悩みを少しでも解消してミディアムヘアを楽しんでもらうためのコンテンツをつくりました。
美容師として培った10年以上のノウハウを全力で書いたお悩み解決記事です。
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美容師が教える「四角顔(ベース型)」について


四角顔(ベース型)とは、顔の横幅が広く頬がふくらんでいて、顎(あご)がややシャープになっている顔型のことです。
顔型を当てはめるには、「3つのポイント」があります。
- 顔の長さ
- 顎(ひたい)の形
- 額(あご)の広さ
顔の長さとは、眉から口までの縦と口を軸とした横幅の割合のことです。
顎の形は、丸型、四角型、三角型の3種類になります。
額の広さは、狭い・広い・普通の3種類です。
そんな四角顔(ベース型)顔のコンプレックスは、ヘアスタイルを似合わせることで、小顔に見せたり四角顔(ベース型)をカバーできたりします。
女性にとって顔の形というのは、ヘアスタイル以上に重要なポイントにになります。そして人によっては大きなネガティブ要素にもなっています。
もしかしたら、既にネガティヴになってしまっている人もいるかもしれません。
しかし、ネガティヴから生まれる「固定概念(こていがいねん)」は全く必要ありません。つまり”決めつける”必要は全くありません。
顔にコンプレックスがある人でも、似合うヘアスタイルにすることで大きくイメージが変わったりするだけでなく、キレイになったり可愛くすることも十分に可能なのです。
「四角顔(ベース型)」という顔型について
顔全体に曲線が多くなく、顔の横幅が広めなのが”四角顔”の特徴です。
その他には、
- 横幅が広く平面的に見られる
- エラが張っている
- 顔の骨格に丸みが少なく直線的
全体的にシャープな顔立ちのため、大人っぽさや知的な印象を持たれる反面、威圧的であったり冷たい印象をもたれることもります。
逆三角顔の芸能人は、
- 上戸彩さん
- 有村架純さん
- 永作博美さん
- ローラさん
- 小雪さん
などが挙げられます。
四角顔さんに似合う髪型は、限りなく卵型に近い顔型に見えるように、横に自然な膨らみを出して緩和し、レイヤー(段)をバランスよく入れて丸みのあるフォルムに整えていくことで理想のヘアスタイルになりやすいとされています。
四角顔(ベース型)でしてはいけない注意点

顔型を似合わせるための考え方には、それぞれの顔型を”髪型(髪の毛)”を使って「卵型顔に見せる」というのが、基本的な考え方になります。
逆に、それぞれの顔型はコンプレックスを強調するヘアスタイルは控えます。つまり、四角顔を強調するような髪型を控えるようにします。
- サイドにボリュームをもたせすぎる
- シースルーバング・薄めの前髪
- 動きの少ないストレートヘア
これらのことに注意しておくと、ヘアスタイルは絞られますが四角顔をカバーすることができます。
逆に言えば、これらのことを改善していくことで四角がコンプレックスになっていたとしてもヘアスタイルでバランス良く見せることは十分に可能になります。
ショートやベリーショートスタイルの短すぎると、顔がダイレクトに出るので髪でカバー自体ができないので、気になる方は控えましょう。
四角顔のヘアスタイルポイント
- 厚みのある前髪・ラウンドバング
- 七三の長めの前髪
- 顔周りにレイヤー・動きのあるスタイル
- できるだけ「 I 」ラインをつくる
ヘアスタイルはしっかり考えて、自分に合うヘアスタイルを探しましょう。
エラ張りが似合うミディアムヘアの法則


ミディアムスタイルと言っても、一つではありません。
さまざまなスタイルがあるし、顔型や髪質によっても作ることができます。
その中でも、「四角顔におすすめのミディアムスタイル」をまとめてみました。
- 「ひし形シルエット」のミディアムヘアに
- 「ワンカール」で清楚系フォルムに
- 「ゆるふわボリュームパーマ」で女性らしさアップ
- 「前髪は狭め」にして小顔効果でキュートに
- 「かきあげ前髪」でワイルドな印象に
順番にお話していきます。
ミディアムの法則①:「ひし形シルエット」のミディアムヘアに
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ちょうどトップと毛先の間にある中間のところにボリュームが来るようにスタイリングの調整をしましょう。
前髪を七三にして長めにしてエラ張りの部分でワンカールを入れると丸みもでて丸みを強調してくれるのでおすすめ。
ミディアムの法則②:「ワンカール」で清楚系フォルムに
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ヘアスタイルを丸みをもたせることで、「卵型」のフォルムになるので、四角顔さんにはピッタリです。
前髪も少し長めがおすすめ。すこしおでこをチラ見せしてあげるのもワンポイント。
ミディアムの法則③:「ゆるふわボリュームパーマ」で女性らしさアップ
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ボリュームがでることで、Aラインのフォルムになって、バランスが上手くとれる上に女性らしさもアップします。
前髪は長めにしてあげると、縦長感も強調されてカバーできます。
ミディアムの法則④:「前髪は狭め」にして小顔効果でキュートに

厚めの前髪にしつつ、おでこをチラ見せすることで奥行きがでてくるので、ミディアムヘアとの相性もバッチリ。
ミディアムの法則⑤:「かきあげ前髪」でワイルドな印象に
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大人っぽく、ワイルドな印象にもなるので、全体像のイメージに合わせてチョイスしてあげましょう。
前髪で、エラ張りを隠すことができます。長い前髪との相性がバッチリです。
まとめると…


- 「ひし形シルエット」のミディアムヘアに
- 「ワンカール」で清楚系フォルムに
- 「ゆるふわボリュームパーマ」で女性らしさアップ
- 「前髪は狭め」にして小顔効果でキュートに
- 「かきあげ前髪」でワイルドな印象に
四角顔をネガティブに感じている人は、どうしてもしたいヘアスタイルがあっても諦めがちになっています。
しかし、ヘアスタイルの幅も広がっていますし、美容師もそんな人のために日々技術を高めています。
こういう記事では、自分に似合うヘアスタイルを知るとともに、美容師さんと試行錯誤して作るためのキッカケにもなればいいなと考えて作りました。
素敵なヘアスタイルのヒントになればいいなぁと思います。