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とれかけパーマ対策集4選!復活スタイリング方法&パーマの上からパーマチェンジするポイント&長持ちさせるコツ!

7 min

「パーマがとれかけてしまったら、どうしたらいい?元に戻ることはありますか?」「とれかけパーマの上からパーマはかけれますか?」こういったお悩みをいただくことがあります。

せっかくキレイにかけたパーマスタイルで大満足。ですが、期間がたつととれかけてしまい、せっかくの美しいパーマスタイルも崩れてしまいます。

パーマスタイルによっては、完全にパーマがなくなるケースもあれば、残るケースもあります。もっと言うとカットすることやスタイリング法によっては復活するケースもあります。

美容師的な視点からお話すると、パーマを復活させるスタイリングする方法など、パーマを再現しやすくなるカットテクニックパーマが残っている上からのパーマには積み重ねのロジック、こういったことでかかりにくい方なんかであれば上手く利用するこによっては効果的にヘアスタイルをつくることができます

そこで今回の記事では、美容師が教えるとれかけパーマ対策集をご紹介

とれかけパーマのスタイリング方法・とれかけパーマの上からパーマの注意点・とれかけパーマを長持ちさせる方法について実際に経験に基づいてお話します。

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きし かずき

Kazuki Kishi

美容業界15年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤(ワックス)・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

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とれかけパーマの5つのスタイリング法

パーマはとても便利で素晴らしいメニューです。カットでヘアスタイルをつくるときには、引き算でつくることがベース(増やすことができないから)となりますが、唯一足し算になるのがパーマ(何かをつくるメニューだから)です。

とは言えパーマヘアと言っても、簡単にスタイリングできるんじゃないの?濡らして乾かすだけでイメージ通りの理想のヘアスタイルに…、というわけではありません。

パーマだけでは全て完結するわけではなく、

パーマ+スタイリング=「ヘアスタイル」

という考えです。

つまり、スタイリングがあってこそパーマが最大限発揮されます。

とれかけのパーマでは、中途半端な状態にウェーブやカールが残っています。そこを活用するのがポイントになります。

実は、スタイリングによってパーマは簡単につくることができます。

  1. しっかり濡らして髪に水分を補給する
    • 洗い流さないトリートメントでウェーブをつくる
  2. 半乾きまでは自然乾燥させる
  3. 再び洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす
    • 持ち上げるようにしてウェーブをつくる
  4. スタイリング剤でセットする
  5. 部分的にコテを使う

順番にお話します。

1STEP 濡らしてから洗い流さないトリートメントでウェーブをつくる

まずパーマは濡れている時が一番美しい状態です。これはパーマスタイルや髪質・状態によっても異なりますが、大体はこの通りのはず。

その状態から洗い流さないトリートメントでウェーブを作ります。できれば持ち上げるようにしてつけてあげることで、ただ濡らしているよりもパーマが復活します。

洗い流さないトリートメントにも形状記憶的な効果があるため、つけるだけでもかなり良い感じにまとまります。できればヘアオイルがおすすめ。

2STEP 半乾きまでは自然乾燥させる

そのあとにすぐに乾かしてしまうと、ドライヤーの風量でウェーブが伸びてしまいやすいです。できればそのまま自然乾燥してあげることでそのまま乾いてくれます。

3STEP 再び洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす

さらに洗い流さないトリートメントをつけることで、より一層ウェーブが再現されます。この時にベタつきがでない程度の量を調節しましょう。

髪質によっても違いますが、パーマスタイルだと多少ウェット感が強くても、濡髪っぽくて良い感じに仕上がるはず。

パーマをつくる乾かし方

  1. 根本しっかりと乾かす
  2. ボリュームを作るように持ち上げて乾かす
  3. ウェーブを「バネを縮める」ようなイメージ手のひらに包み込み熱を入れて乾かす
  4. 中間から毛先は8割程度がウェット状態がベスト

というのがセオリーになります。

乾かしすぎはパサツキや広がりに繋がるので注意が必要になります。

  • ヘアスタイルをイメージしながら乾かす
  • ブローでフォルム(フォルム)を作る
  • スタイリング剤で質感を調整する

パーマにおいてはこれが理想となります。ドライ&ブローで形を作るこれがスタイリングが崩れにくくなる秘訣になります。

4STEP スタイリング剤でセットする

スタイリング剤は自分のしたい質感によってチョイスするします。

  • ドライな質感で動きを出したいのならヘアワックス
  • ウェットな質感で動きを出したいのならムース
  • ナチュラルな質感を作りたいのならマットワックス
  • できるだけハードにしたいのならソフトワックス+ハードスプレー

パーマやスタイルや質感によってスタイリング剤を選ぶのもポイントになります。

加えて言うなら、上手くいくポイントとなるのは、スタイリング剤の種類を使い分けることによって、スタイリングが格段にしやすくなります。

つまり、1つ(1種類)のスタイリング剤だけでなく、数種類数個のスタイリング剤を使うことによって、美容室で作るようなスタイルを再現することができます。

5STEP 部分的にコテを使う

巻き髪と違って、パーマがある分適当に巻いたとしても馴染みやすくなるだけでなく、パーマスタイルの強調が格段にしやすくなります。

  • ウェーブを強調することができる
  • ボリューム感を強調することができる

パーマの力だけでなく、より動きやボリュームを実感することができます。

とれかけパーマの上からパーマの注意点

パーマの上からパーマは可能なのか?という質問に対してお話していきます。パーマが好きなお客さまからはよくある質問の1つで、ダメージやヘアスタイルへの影響はないかと不安な方は必見です。

きし

きし

今回のケースでは、初めてパーマをする方が対象ではなく、2回目もしくは3回目といった複数回パーマをされている方にフォーカスしています。

結論から言うと、パーマの上からパーマが可能なのかは、「可能」です。

ただし、パーマのメニューはヘアカラーに比べてダメージが大きくもなります。そのため注意もいくつかあるので、重要なところをまとめました。

  • パーマの上からパーマは可能
  • コールドパーマやホットパーマも可能(その逆も可)
  • 「ウェーブパーマ」から「カールパーマ」にはできない

順にお話していきます。

1STEP パーマの上からパーマは可能

パーマの上からパーマは、十分に可能です。

きし

きし

パーマの上からでもパーマをするのは全く問題はありません。

しかし、パーマはヘアカラーに比べてもダメージが大きいものになっています。当然パーマの施術方法次第でもありますが、多用が厳禁です。

例えば、一ヶ月の間に数回するや、毎月パーマをするのも控えた方がいいでしょう。理論上は可能ですが、パーマの回数が増えるとヘアダメージがとんでもないことになります。

  • パーマの上からパーマはできる
  • 短いスパン(一ヶ月)に数回はしない方がいい
  • 3ヶ月以上はスパンを空けること

2STEP コールドパーマやデジタルパーマも可能(その逆も可)

コールドパーマとホットパーマも可能です。

きし

きし

コールドパーマは薬液のみを使ったパーマで、ホットパーマは薬液+熱処理を施したパーマです。

施術内容は違いますが、この2つのパーマも可能ではあります。どちらが先でも問題ありません。個人的にはホットパーマの方がおすすめです。まぁその話は今回は置いときます。

どちらであっても問題なくパーマはかかるのは実証済みです。

ヘアダメージもそれほど差はなくパーマスタイルの影響もないと考えております。

  • コールドもホットも可能
  • 当然逆も可能

3STEP 「ウェーブ」から「カール」にはできない

パーマの上からパーマは可能と言いましたが、ウェーブパーマからカールパーマにはすることはできません。

きし

きし

もっとシンプルに言うと、残っているパーマよりも「大きなパーマ」にすることは不可能だということです。

つまり、残っているパーマが強すぎると、ちょっと大変になります。

スタイルチェンジがするのはある程度リスクがあるので、スタイルを大きく変えるときは少し先のことを考えてからするようにしましょう。

それでも、大きなカールパーマをする場合は一度ストレートに戻してから、パーマをする必要があるので、髪とパーマの状態を見極めることが重要になります。

  • カールからウェーブにすることはできる
  • ウェーブからカールにすることはできない

パーマを長持ちさせる5つの方法

美容業界に20年ほど従事している+自分自身もミディアムヘアのパーマスタイルということもあり、実践しているパーマスタイルを長持ちさせる5つの方法もご紹介。

  1. パーマ施術当日はシャンプーしない
  2. パーマが長持ちしやすいシャンプーを使う
  3. パーマに最適な洗い流さないトリートメントを使う
  4. スタイリングは毎日する
  5. 定期的にパーマをする

順番にお話します。

1STEP パーマ施術当日はシャンプーしない

本来パーマをかけて48時間は、髪表面にあるキューティクルが閉じきっておらず、シャンプーにある界面活性剤が負担になってしまいます。

その負担によってパーマの持ちが変わってくるため初日、具体的には施術から24時間程度はシャンプーを控えることが長持ちの方法になります。

2STEP パーマが長持ちしやすいシャンプーを使う

シャンプーという大きなカテゴリでは、アミノ酸シャンプーを、おすすめしています。

パーマ後の毛髪を保護するためにアミノ酸シャンプーを選ぶ

とくに女性の頭皮地肌というのは、デリケートなので洗浄性が強いものを使っていると、乾燥させてしまい、健康な髪をつくりにくい頭皮にしてしまいます。

「髪や頭皮をダメージさせない」ために、刺激が低い洗浄成分を配合したシャンプーを選びましょう。

3STEP パーマに最適な洗い流さないトリートメントを使う

流さないトリートメントには、大きく3つのタイプがあります。

  • ヘアオイルタイプ
  • ヘアミルクタイプ
  • ヘアミストタイプ
ヘアオイルタイプ
ヘアミルクタイプ
ヘアミストタイプ
ヘアミストヘアオイルヘアミルク
保湿力
補修力
使いやすさ
質感サラっとした仕上がりなめらかな仕上がりしっとりした仕上がり
おすすめの髪質猫毛や細毛全ての髪質剛毛や硬毛

ヘアオイルとヘアミルクにそれほど差がなく、むしろヘアオイルのほうが万能性が高く失敗が少ないです。逆に、ヘアミストだと物足りない、ヘアミルクだと髪質によってはベタつく可能性もあります。

個人的には、このようなイメージで、もちろんヘアオイルで物足りない方にはヘアミルクも使えますが、まずはヘアオイルから始めるのが無難で失敗も少ないため、当サイトではヘアオイルをレビューしていることが多いです。

パーマケアはCMC領域を補修する

CMC領域とは、髪内部の水分がある領域のことです。

これらがさまざまなダメージによって損傷することで、パーマのかかり具合や持続期間・ヘアスタイルが変わってきます。逆にここをケアすることによって、キレイなパーマスタイルを楽しむことができます。

とくに、おすすめの成分としては、

  • ヒアルロン酸
  • 加水分解コラーゲン
  • 加水分解ケラチン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • パンテノール
  • γ-ドコサラクトン

などが非常に効果的です。

4STEP スタイリングは毎日する

スタイリングをしないと髪は重力によってパーマが伸びてしまいます、スタイリングは毎日することが長持ちする方法の一つになります。

  • スタイリング剤も毎日つける
  • スタイリング剤代わりにアウトバスもあり
  • あまり髪が引っ張ったり、伸ばさないように意識する

パーマを長持ちさせるには、パーマをキレイにしている状態でいる時間を長くすることです。

パーマをキレイにしている状態とは、カールやウェーブをきちんとスタイリングしていること。パーマをだしていない状態とは、髪が真っ直ぐに近い状態のこと。できるだけ、パーマをスタイリングした状態にすることで長持ちします。

5STEP 定期的にパーマをする

後述しますが、パーマは定期的にかけてあげることで積み重なります。つまり弱い力でもパーマをかけることができます。

そのため、髪への負担も減るのでパーマをかけているのに美しい状態が維持することができます。

パーマがかかりにくい方には「積み重ねロジック」

パーマの上からパーマをかけるというのは、プラスに考えると「積み重ね」が生まれます。

この「積み重ね」こそパーマにおいてのプラスの考え方になります。

例え、イメージ通りにパーマにならなかったとしても、上から積み重ねていけばイメージ通りにしやすくなります。

1POINT 一度の施術でかけるのではなく積み重ねて作り上げていく

初めてするパーマ(もしくは久しぶり)よりも、何回目かのパーマの方がパーマはしっかりとかかります。

きし

きし

パーマをする上では、考えることが複数あります

  • ダメージ度合い
  • 髪の耐久度
  • 還元剤の強さ
  • 新生毛とダメージ毛の差

これだけのことを考えるとなると、一度のパーマでイメージ通りに完成させるのは困難です。その上で一気に解決しようとするとスタイルがイメージ通りにいかないこともあります。

しかし、積み重ねてパーマをすることで、一度に全ての問題を解決する必要はなくなります。

そうなるとパーマの難易度は一気に下がるのです。

パーマの難易度が下がるというと美容師目線での話のような気もしますが、ヘアスタイルとは美容師一人で作るものではありません。

あくまでも「あなた」+「美容師」の二人でつくるものだと考える意識を持ちましょう。

2POINT 一年に一度よりも定期的するパーマの方が美しく仕上がる

かなり極端な話にはなりますが、一年に一度のパーマよりも、定期的にパーマをすることの方が髪は美しく仕上がります。

きし

きし

積み重ねのパーマは、単純に「ヘアダメージ」が少なくなります。

ダメージが少なくなるは分かりにくいと思うので、具体的にお伝えすると、直毛(パーマのない状態)の髪にパーマをする際は、ダメージ度合いは一旦置いておいて考えると、一番強力なパーマをする必要があります。

そのため髪への負担も一番強力になります。

パーマの上からパーマがあるということは下地になるため、直毛の髪にパーマをするよりは髪への負担は少ない弱めのパーマでもイメージ通りに仕上がりやすくなります。

つまりは、定期的にパーマをすることの方が、「積み重ね」によって髪への負担も少なく、それでいてパーマもキレイに仕上がってくれるのです。

よくあるQ&A

ツイストパーマから普通のパーマはできる?

A

できません。ツイストは特殊なパーマになるので、普通のパーマをすると失敗しやすいです。

逆に普通のパーマの上からツイストパーマはできる?

A

それは可能です。ツイストは「ねじる」「ハードな剤でしっかりかける」「時間が経過するとパサつく」という特殊なパーマなので、かけるのは容易ですが、とるのが大変です。

デジタルパーマの後に普通のパーマは?

A

もちろん問題ありません、しかしウェーブを作ってしまうとカールが作りづらいため、スタイルによっても返答は変わります。

あとがき

まとめ
  1. パーマの上からパーマは可能
  2. 積み重ねるとかかりにくい方もかかる
  3. ただしウェーブからカールにはできない

パーマは本当に奥の深い技術で、いくつもの理論があり考え方があります。

その分難易度の高いメニューになっていますが、理解するとヘアスタイルは可愛く仕上がったり、スタイリングの時間短縮にも繋がります。

つまり、パーマで得られる恩恵はとても大きいのでおすすめのメニューです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。

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