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美容師が教える「縮毛矯正」の基本とメリット&デメリット

5 min

くせ毛をキレイなストレートヘアにしてみたい…、縮毛矯正がいいって聞いたんだけどどんなものなの?

こういった疑問にお答えしていきます。

「くせ毛がコンプレックスで、キレイなサラサラのストレートヘアにしたい…」そんな願望を叶えるのが、縮毛矯正というメニューです。

そこで、初めて縮毛矯正をする方のために、原理原則どんなメリットやデメリットがあるのかをまとめました。

今回の記事では、初めての方でも分かる美容師が教える縮毛矯正の基本についてお伝えしていきます。

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きし かずき

Kazuki Kishi

美容業界15年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤(ワックス)・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

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縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)とは?

きし

きし

縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)の原理について分かりやすくお話します。くせ毛のある方には必須なメニューの一つです。

縮毛矯正とは名前の通り、縮毛というくせ毛を矯正(ストレートにする)するというメニューの1つです。

縮毛というのはくせ毛の中でもとくに強力なくせ毛のことです。

縮毛矯正の特徴

縮毛矯正の特徴と言えば、やはりアイロンを使って真っ直ぐにストレートにすることです。

最も重要になるのは、ヘアアイロンを使用して髪をストレートヘアに仕上げていく熱処理です。

約180度(髪の状態に合わせて変える)のプレートで髪を挟み、髪をプレスして動きのあるくせ毛を矯正する技術。 髪を0.5〜1㎝ほどのパネルでアイロンしていくため、かなり強力なくせ毛もキレイなストレートヘアにすることが可能になります。

しかし、反対に他のメニューに比べて、時間がかかったり、料金が高額になっているのも特徴の1つです。

それでも得られる恩恵が料金に見合っているために、根強い人気のある美容メニューの1つとなっています。

縮毛矯正の特徴
  • 料金相場は10,000〜15,000円くらい
  • 施術時間は3〜4時間程度
  • くせ毛の度合いによってはかかり具合は違う

縮毛矯正のヘアケアポイント

縮毛矯正のヘアケアポイントについてもお伝えしていきます。

廣瀬

廣瀬

48時間はシャンプーをしない

ストレートパーマや縮毛矯正をした後、48時間以内はシャンプーを控えるようにしましょう。

施術後、美容室を出るときにはキレイなストレートヘアに固定されているように見えますが、実はまだ髪に剤(ストレートパーマ・矯正)が定着していません。

薬剤により髪の内部成分が構築されているものを再構築していますが、再構築するまでの時間が約48時間程度かかると言われています。

そのため、48時間以内にシャンプーをしてしまうと、髪にダメージを与える原因になり、くせ毛の原因である髪の凹凸のある状態にしてしまうのです。

しかし美容室によっては、48時間以内にシャンプーして良いと言われることも、48時間以上シャンプーしないでくださいと言われることもあります、それはストレートスタイルの持ちに関わることなので、極力控えるようにしましょう。

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濡れた髪は早めに乾かす

ストレートパーマや縮毛矯正をした髪は、お風呂などで濡れたら、できるだけ早く乾かすようにしましょう。

濡れた髪というのは、髪の表面にあるキューティクルという髪の皮のようなものが開いています。そのキューティクルの隙間から髪の水分がどんどん蒸発してしまいます、

またキューティクルが開いている状態で髪同士に摩擦が起きると、キューティクルが剥がれてしまう可能性もあります。

ストレートパーマや縮毛矯正によって傷んでいる髪に、これらの負担を与えてしまうと、せっかくのストレートヘアが、パサついたりツヤを感じられなくなったりするかもしれません。

そのため、濡れた髪はできるだけ早く乾かすように意識しましょう。

過度なブラッシングしすぎない

ストレートパーマや縮毛矯正をした後は、必要以上にブラッシングをしないようにしましょう。

施術によって傷んでいる髪には、ブラッシングによる摩擦が負担となってしまいます。

朝のスタイリングや、シャンプーの前に髪の絡まりを解くときなど、必要な時以外は手ぐしや、大きめなクシで整える程度にして、ブラッシングをしすぎないように心がけましょう。

ブラッシングを全くしないのも逆に絡まりの原因になります。適度にはブラッシングはするようにしましょう

メリットとデメリット

きし

きし

縮毛矯正をするに当たり、当然ながらメリットもあればデメリットもあります。

メリットだけでなく、ある程度デメリットも理解しておかないと後で痛い目に合うことになります。

廣瀬

廣瀬

一番最初にくせ毛の方が縮毛矯正をする時は、大体の方が感動します。

それは今まで苦労してきたくせ毛がたった数時間でキレイになってくれるからです。しかし、それも慣れてしまうと、それが当たり前の感覚にもなってきます。

しかし、髪とはそんな簡単にストレートになるものではありません。

ここでは、メリットとデメリットについてお伝えしていきます。

縮毛矯正のメリット

縮毛矯正のメリット
  • くせ毛がストレートヘアになる
  • スタイリングの時間が格段に楽になる
  • 髪が伸びてくれる

メリットはほとんど、そのままの通りです。

くせ毛がキレイになったり、一度シャンプーしてもくせ毛がでなかったり、メリットはたくさんあります。

しかし、メリットはみんな理解はしているものなので、本当に知ってほしいのはデメリットの方です。

縮毛矯正のデメリット

一見すると、メリットの方が大きいように感じますが、同じようにデメリットもあります。

縮毛矯正のデメリット

  • 髪が傷む(一番重要)
  • 矯正のかけ方を間違えるととんでもないことになる
  • パーマができなくなる(かかりづらくなる)
  • ヘアカラーもしづらくなる
  • ヘアスタイルを変えづらくなる

とくに重要になることをお話します。

髪が傷む(一番重要)

きし

きし

まずは、髪がとんでもなく傷みます。これがかなり重要です。

なぜ重要かというと、ストレートヘアにしくれる分、ダメージが分かりづらいからです。

実は、人ってかなり曖昧な認識で生きているものでして、ダメージヘアが目に見えて分かったり、触って分かるものだとしたら大切に扱うものですが、

傷んでいるのにもかかわらず、キレイに見えたりすると、「あ、全然キレイ」とか「傷むとか聞いていたけどまだまだいけるじゃん」というように軽く見てしまうことが多々あります。

でもね、髪には良くない薬剤つけた上に、0.5〜1㎝ほどの幅で髪を180度ぐらいの高熱で押しつぶすものですからね。傷んでいないわけないんです。

つまり、矯正とはキレイに見せているだけで、髪の中は相当ボロボロになっているので、矯正毛ではとくに繊細に丁寧に扱う必要があるのです。

矯正のかけ方を間違えるととんでもないことになる

矯正も万能ではありません、1〜2度くらいなら、全然問題なくキレイになるものですが、無茶しすぎるととんでもないことになります。

廣瀬

廣瀬

1〜2度程度の縮毛矯正なら全く問題はありません、しかしそれ以上のものになると、一度でもダメージが大きいものが重なるのでハイダメージ毛となってしまいます。

例えば、キレイに見える分、中の状態はとても分かりづらくなるため、美容師も判断を見過うこともあります。

強力なくせ毛だからといって、強力な薬剤を使うと、とんでもない失敗をすることもあります。

こればかりは、美容師との意思疎通をしっかりして、できるだけ判断を間違えないようにすることをおすすめします。

パーマがでかかりづらくなる・ヘアカラーがしづらくなる

きし

きし

縮毛矯正を一度すると、パーマやヘアカラーがしづらくなります。

縮毛矯正とパーマは相性が悪いのは当然ながら、ストレートとパーマが全くの正反対のスタイルをつくるからに他なりません。

とくに熱処理(アイロン操作)をしてまでもキレイにしたストレートをまたパーマヘアにするのは決して簡単ではありあせん。

加えて、ヘアカラーをするための、脱色、脱染がしづらくなります。

もっと簡単に言うと、明るくなりづらい、染まりづらくなるもデメリットとなります。

ヘアスタイルを変えづらくなる

加えて、ヘアスタイルを変えづらくなるというデメリットもあります。

廣瀬

廣瀬

ストレートヘアにできるというのはくせ毛の方にとっては便利ですが、逆に一度ストレートヘアにすると他のヘアスタイルに変えづらくなります。

まぁパーマやカラーもしづらくなるというのは、少しつらいことがありますよね。

あとがき

きし

きし

縮毛矯正の基本についてのことをまとめてみました。初めて縮毛矯正をするという方は参考にしてもらえると嬉しいです。

まとめ
  1. くせ毛をキレイなストレートヘアにすることができる
  2. 他メニューよりも、時間がかかったり高額であることがある
  3. メリットだけでなくデメリットもある

縮毛矯正は、どんな強力なくせ毛であってもストレートヘアにすることができる人気のメニューです。

しかし逆に、とても便利な上にメリットもある分、反対にデメリットも大きいものになっています。

何が言いたいかというと、安易に縮毛矯正をすると失敗することになるから、する時にはデメリットなど考えた上で縮毛矯正をしてほしいということです。

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