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「”縮毛矯正”と”毎日のストレートアイロン”はどっちが傷む(ダメージ)のか?」という話

「”縮毛矯正”と”毎日のストレートアイロン”はどっちが傷む(ダメージ)のか?」という話

4ヶ月に1回の頻度で縮毛矯正をかけているのですが、ダメージが気になってきて迷っています。縮毛矯正をかけるべきなのか、それともストレートアイロンでしたほうがいいか、どちらがダメージにならないですか?

こういった疑問にお答えしていきます。

この記事の内容

「”縮毛矯正”と”毎日のアイロン”はどちらが傷むのか」を解説

縮毛矯正をしたら髪が傷む、髪への負担が大きいなど、さまざまな情報もあります。

  • じゃあ矯正を控えてストレートアイロンを使ったほうがダメージは少ない?
  • でも毎日のアイロンでも傷むって聞いたこともあるし…

髪をキレイにするのは、矯正をする方がいいのか、自分でアイロンをした方がいいのかっどっちがキレイになるのか、という悩みを持つ方からの相談は少なくありません。

そこで今回の記事では、美容師が失敗しないために、「縮毛矯正と毎日のアイロンでどちらが傷むか」ということを分かりやすくお話していきます。

この記事で分かること

  • 縮毛矯正と毎日のアイロンでどちらが傷むか
  • 髪をキレイにするにはどちらがおすすめなのか
  • 美容師的な考え方

 

「”縮毛矯正”と”毎日のアイロン”はどちらが傷むのか」

「”縮毛矯正”と”毎日のストレートアイロン”はどっちが傷む(ダメージ)のか?」という話

 きし
”縮毛矯正”と”毎日のアイロン”はどちらが傷むのかというお話をしていきます。
 つま
あくまでも私たち個人の意見になるので参考程度に読み進めてくださいね。

まずはどちらが傷むのかという前にそれぞれの原理についておさらいします。

それぞれの原理を理解することで、どちらが傷むというのを”感覚”ではなく”論”として理解することができます。

縮毛矯正の原理

 きし
まずは縮毛矯正の原理からお話していきます。。

まず前提としては”縮毛矯正”という技術は髪への負担が大きいものになっています。

縮毛矯正の原理は「薬剤(還元剤)+ヘアアイロン(熱処理)=ストレートヘア」という計算式から成り立ちます。

健康な髪の状態なら薬剤も100%のパワー、ヘアアイロンも100%のパワーで施術することができ、合わせて200のパワーがあってこそ、ようやく、くせ毛をストレートヘアに矯正することができます。

つまり、「薬剤(100%)+ヘアアイロン(100%)=ストレートヘア(200%)」となります。

かなりざっくりしていますが、最終的にストレートにするためには薬剤とアイロンの2つの力が必要不可欠となります。(ちなみにどちらのパワーに偏ったりしたりもあります)

 

とはいえ、現実にはこんなに簡単でシンプルなものではありません。

なぜなら、ここに髪の状態(耐久度)が加わってくるからです。

どうことかというと、髪の耐久度によっては薬剤の比率が低下せざるをえなくなります。それは薬剤のパワーに髪が耐えれないからです。

 

例えば、ヘアカラーを一度していると、髪にダメージとなり耐久度は20%ほど低下するとイメージします。

健康な髪の耐久度が100%で、ヘアカラーを1度することで20%低下して80%になります。そうすると薬剤のパワーも80%までしか発揮できずにそれ以降にはオーバーダメージになり、大きな負担になるからです。

つまり、ヘアカラーを一度しているだけで矯正する効果は20%ダウンするということになります。

髪の耐久度と、先程の計算式を用いると「髪の耐久度=薬剤+ヘアアイロン=矯正」が、最終的な見極めるための「縮毛矯正の計算式」となります。

最終的に矯正をするためには200%のパワーが必要にはなりますが、それだけ薬剤とアイロンのパワーを使えるかどうかが、キレイな矯正を使うためのポイントとなります。

ほぼ毎日のストレートアイロンをしたと仮説

 つま
次に、ほぼ毎日(週に5日以上)のアイロンをしたと仮設をたててお話します。

ほとんどのストレートアイロンの温度は180〜130℃が基準となっています。一般の方では大体効率良くするために180℃でされることが多いです。

ここで重要になってくるのは、「どのくらいの温度と時間を髪にあてるとダメージヘアになるのか?」ということです。

ぼく達はお客様にお話するときによく”卵”の話を例えにだします。

実は、髪のほとんどは”たんぱく質”で構成されているために、卵とよく似ている、つまり…

「生卵を目玉焼きにする過程」と「髪をヘアアイロンをする過程」

はとても似ているのです。

目玉焼きを作る時は、フライパンを加熱して、温まると生卵を落とし、様子を見ていきます。強火であれば300℃近くあり、弱火なら200℃を下回ります。

ものの数分で卵黄は固まり、卵白は白くなります。さらに様子をみていくと徐々に黒くなり、どんどん硬く変形していきます。

何が言いたいかというと、これが髪のダメージヘアと全く同じ状態になります。

つまり、髪にアイロンを当て続ける(当てる回数が多い)ことで、髪の内部では固くなり、枝毛が増えダメージヘアになるということになります。

これをヘアアイロンに置き換えると、180℃の温度でアイロンしたと過程します。

卵の場合は5分も加熱すれば固まり、10分も放置すれば黒炭のようになります。アイロンの場合は温度はそれよりも低いと言えども高温であることには変わらないので、髪も同じく5分〜10分ほどが限界になります。

そのため、同じ場所に10分〜5分以上(一度ではなくトータル)のアイロンを当てることになるのであれば、髪はダメージヘアになるということになります。

これがアイロンのダメージヘアになるラインです。

それを踏まえた上でどちらが傷むのかお話していくと…。

結論は”毎日のアイロンの方が傷む”

 きし
結論とすると、”毎日のアイロンの方が傷む”ということになります(あくまでも毎日の場合)。

上記のように毎日のアイロンのダメージラインを数字にしてみると、とんでもなく短いことが分かります。

5〜10分って、毎日アイロンする方にとってはあっという間です。

秒数に換算すると300〜600秒、どれだけ気を使ってアイロンをしたとしても一日一回のアイロンスルーでも1〜3秒ほどのアイロンは髪に当たることになります。

10日間毎日アイロンすれば10〜30秒、100日間毎日アイロンすれば100〜300秒。あっという間です。

加えて毎日アイロンしてくれば髪のパサツキは目立ち、直すためにより一層アイロンを当てることになれば、より悪化します。

そう考えると、毎日アイロンをすることよりも、縮毛矯正をしてサクッとキレイにして、気になるところがでたらちょっとだけアイロンをするということの方がキレイなスタイルにはなるといことになります。

もちろんアイロンの仕方によっては傷まない、使うアイロンによってはなどの意見はあるでしょうが、ほとんどの方ができないので一般の方に合わせて計算をしました。

では逆に、何日以上すれば傷まないのか?という質問もありそうなので、答えておくと…。

週に3日以上か3日以下

をラインにしておくといいかと思います。

3日以上したいなら縮毛矯正、3日もしないというなら自分でアイロン、という選択をすると良いでしょう。

とはいえ、これにヘアカラーをよくする、髪が細毛で猫毛で傷みやすいなどが加わるとさらにややこしくなってきます。その場合は行きつけの美容師さんに相談でもしてみましょう。

よく”巻髪”をするのならアイロンがおすすめ

 つま
よく”巻髪”をするという方もストレートアイロンと同じ原理で考えた方がいいです。

つまり、毎日巻髪をつくるために、コテアイロンを使う方は毎日アイロンに含まれるので、縮毛矯正をしてから巻髪をつくるとダメージヘアになりやすくなります。

巻髪の方も、3日以上か3日以内をラインに考えると良いです。

 

終わりに…

縮毛矯正コンテンツのまとめ

 きし
縮毛矯正と毎日アイロンの比較をしてみましたが、いかがだったでしょうか?
 つま
縮毛矯正か、毎日のアイロンか、とても迷うところですが、日々の自分のライフスタイルを見直してみて考えると失敗しないです。
まとめ
  1. 結論的には”毎日アイロン”の方が傷む
  2. 週の半分以上アイロンを使うのであれば縮毛矯正がおすすめ
  3. よく巻き髪をするならアイロンがおすすめ

結果的にまとめると、毎日アイロンをするのは髪への負担が尋常ではありません。だって低温設定でも100℃以上で髪を直接当てるので傷まないわけありません。

とはいえ、リターン(髪をストレートにできる)は大きいので、ついつい使ってしまいます。しかも手軽ですしね。

しかし、リスク(髪のダメージ)も大きいので、やはりダメージとなる前に対策をうつべきかなとも思います。髪はダメージになってしまえばヘアカットするしかなくなるので。

巻き髪も楽しみたいなんて方の場合は縮毛矯正よりもそちらを優先させるべきかなと思います。

最後に、縮毛矯正をしているけどダメージが気になるって方には別の記事も載せるので参考にしてください。

縮毛矯正をやめるorアイロンをやめる、というよりも、しつつも”ヘアケア”を学ぶほうがキレイになります。それぞれの恩恵もあるはずなので、ぜひ一読してみてください。

こんな感じで以上です。

参考になれば幸いです。