最強のシャンプーランキング30選

パーマを上手くかける「4つのコツ」と失敗しやすい代表例

4 min

パーマをかけたら「朝、手ぐしで結ぶだけで完成」できますか?少しだけ強めなカールが好みで、あまりボンっと大きく広がる感じにはしたくありません。なのですが、自分は人よりも髪が太く、量も多いです。難しいでしょうか?

また、少しだけ短めの後れ毛を作った場合それもパーマをかけてくれるのでしょうか?

こういった疑問をいただいたので、自分なりのアドバイスを含めてお答えします。

この記事の内容

パーマに関するお悩み改善記事

パーマをしてみたいけど、どんな風にパーマをオーダーすれば良いのか分からない、それどころか、髪にコンプレックスをもっているので、イメージどおりになるのか少し不安…。

とお考えのあなた、少し立ち止まってください。

実は、パーマは美容師だけでなく、お客様側の協力なくして良いスタイルが作れることはありません。

きし

きし

パーマをかける上で、上手く仕上げるための「4つのコツ」を伝授します。

そこで今回の記事では、パーマをする上で必要な知識を解説しつつ、特徴なども分かりやすくお話していきます。
この記事でわかること
  • パーマが上手くできるためのコツ
  • 失敗しやすい事前の状態
  • お客様サイドのパーマをする時の考え方
  • 美容師的な考え方とアドバイス

Author

記事の著者

運営者

きし かずき

Kazuki Kishi

美容業界15年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤(ワックス)・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Topics

おすすめシャンプー

\ 100%美髪成分のヘアケア/

関連 ラサーナ プレミオール シャンプー&エッセンスをレビュー!美容師が口コミ評価&成分解析の効果をレビュー検証!

パーマを上手くかける「4つ」のコツ

きし

きし

上手くかけるコツとしてお伝えしていますが、パーマはとてもデリケートなメニューの一つで、お客様と一緒につくりあげていくという考え方が理想です。

オーダーによっては、できないケースもあるし、パーマによってはスタイリングが逆にしづらくなることもあるんです。

カットは今ある状態から、切る(削る)ので考え方としては「引き算」が最も近いイメージでして、それと逆になるのがパーマです。

イメージとしては、巻くことでボリュームやカール(ウェーブ)を生み出すので「足し算」が最も近いイメージです。

そのため、不要なところをカットで削りつつ、必要な部分にはパーマで増やす、これが最も合理的かつ、イメージのしやすい言わいる方程式のようなものです。

とはいえ、両方に言えることはやりすぎると失敗する、というのが難しいポイントになります。「そんなの当然じゃん」って思われそうですが、ここが今回の記事での根幹の部分です。

加減しすぎると、かかっていない、もしくは逆パターンとしては強すぎる、など調整が非常にシビアなのがパーマが失敗しやすいところです。

少し脱線しますが、ヘアカラーはその辺り非常にラクで、ある程度の幅をもたせた技術でも、結構キレイに仕上がってくれます(ブリーチカラーなど、テクニカルな技術は別)。

では、一体どうすれば良いのかというと、事前の状態(髪や髪質)や、注意点などを守るといったセオリーを知ることが大事になります。

  • 基本的には「長め」の状態から
  • 根本付近にはかけない
  • カラーと同時にはしない
  • ある程度のお手入れはしておく

パーマをする上では重要になる、4つのコツとでも言いましょうか。

まぁ慣れている人には当たり前のことでしょうし、必要ないかもですが、これからパーマをしたいという人向けに、もう少し具体的にお伝えします。

髪の長さは「長め」の状態から

パーマはかけるカールやウェーブの強度によっても違いますが、パーマ後の仕上がりの長さは少し短くなるため、長めの状態からかけることがセオリーとなります。

美容師的な内容にはなりますが、ある程度の長さがあるほうが、パーマの巻き始め、太さ(大きさ)などのコントロールなどがしやすくなり、失敗率がかなり下がります。

ところが、イメージしているスタイルよりも少し短い、だけどパーマがしたい。

よくあるオーダーですが、これはかなり失敗率高いです。

というのも、セミロング・ロングなど鎖骨付近よりも長いスタイルならば問題ありませんが、ミディアムなどの肩周りのデリケートな長さの場合は、かなりイメージからズレやすくなります。

根本付近にはかけない

冒頭のお悩みでもありましが、ボワンと広がりやすい原因が、根本からパーマをかけてしまうことです。

パーマでは、トップ(頭頂部)のボリュームが欲しい部分以外は、根本からパーマをすることは、ほとんどありません(髪質やスタイルによっても違います)。

上記の部分とかぶる内容ですが、長さが短いと根本までパーマせざるをえないケースもあるため、合わせて長めの状態からパーマをすることをおすすめします。

カラーと同時にはしない

ヘアカラーとパーマの同日施術はできないというのが基本ですが、同日にしたいという要望もかなり多く、施術することもあります。ですが、ヘアカラーも失敗する要因の一つ。

パーマが慣れている場合は別ですが、初めて・あまりイメージ通りに上手くいかない、そういった人は別々にしておくと良いかもしれません。

時短目的で同時にすること同日施術ですが、逆に遠回りすることもなったりも。

ある程度のお手入れはしておく

定期的にお手入れをしておくということは、髪の強度を保っていることに繋がります。

お手入れの方法としては、

  • インバス系アイテムを使う
  • アウトバス系アイテムを使う
  • スタイリング剤を使って、紫外線防止など

毎日のコツコツしたお手入れが、こういったパーマをする時にキレイに再現できたりします。

失敗しやすい例

きし

きし

では、逆に失敗しやすい例をいくつかご紹介します。

上記にお伝えしたものと、逆パターンがほとんどではあるものの、改めてまとめてみたので参考にしてください。

とりあえずパーマをする

何となくパーマをする、

何も決まっていないのにパーマをする、

ヘアスタイルを変えてみたい、などなど、パーマをする理由はいろいろとありますが、思いつきでパーマをすると失敗しやすいです。

とはいえスタイルを見つけたとしても、長さが全く違ったり、明らかにイメージが違うパーマヘアの写真を持っていったとしても意味はありません。

  • 長さができるだけ近いもの
  • 前髪の形や長さが近いもの
  • できればヘアカラーも近いもの

明らかにヘアスタイルの種類が違うものを持っていっても、イメージは共有しにくくなります。

髪質や顔は違って当然ですが、この3項目ぐらいは合わせてもっていくことで、パーマの成功率はグッと上がります。

長さが足りないのにする

長さが足りないのに、パーマをしてしまうと、不要な部分にボリュームが生まれてしまったり、広がりやすいスタイルになることもあります。

とくに短いとウェーブが作りづらく、上手くスタイリングもできないケースという悩みもあったりします。

ハイダメージなのにする

髪のダメージが強く、パーマ自体がかからないということも少なくありません。ダメージがあってもかかることはあるものの、パーマの幅はかなり狭くなります。

できない髪質があることも理解する

きし

きし

これだけ入念に準備していてもできないケースもあり、それは「髪質」の問題です。

髪質によってはできないこともあります。

  1. ダメージ度合い
  2. 髪の長さ
  3. くせ毛(広がり度合い)

まず①のダメージはイメージしやすいと思いますが、そもそもパーマ自体を当てることができないケースもあり、無理に当ててしまうと逆効果になることもあります。

ここは素直に美容師の意見を聞きましょう。

ぼく自身も「どれだけダメージになってもいいし、どんなスタイルになってもいいからとにかくパーマをして!」という方に施術をした経験がありますが、良い結果になったことはほぼありません。

次に②は髪の長さとありますが、はっきり言うと、慣れるまでは短めのヘアスタイルでパーマはおすすめしません。ヘアスタイルでもやりづらさを感じやすいヘアスタイルだから。

③にも繋がるのですが、くせ毛+パーマが合わさることで必要のない場所にも広がりを感じやすく、短いスタイルだと髪の長さ自体が短いため、この2つをつくることができずにヘアスタイルのバランスが非常に悪くなる。といったケースが多くなります。

くせ毛の方の場合は、「セミロング」「ロング」のヘアスタイルでパーマをするようにすれば失敗は少なくなりやすいです。

POINT

ある程度、自分でスタイルなどを考えて作る意識を持つことが大事です。

あとがき

この記事では、「パーマを上手くかける4つコツ」について書きました。

きし

きし

パーマをする上では、美容師だけでなくお客様サイドでも、こういった知識を得ることで上手くいくポイントになります。

パーマはとてもデリケートなメニューなので、慣れるまでは注意が必要です。

もう一度お伝えしますが、パーマは調整がシビアで、とても難しいメニューです。

「今、担当してくれている美容師は絶対大丈夫」というような、信頼関係がある場合は別ですが、あまりの丸投げ状態では失敗する確率を上げるだけです。

必要な知識をえて、情報をあつめて、その上で美容師と相談して決めるというのが、重要だと考えています。美容師が主導権というよりも、同じベクトルで進んでいく。

そういった方が良いスタイルを作れると、ぼくは考えています。

関連記事

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *