「若い時と比べて髪が細くなった・薄くなった」「スタイリングが手間・できるだけ楽にしたい」「どんな髪型が似合うのかわからない」そういった60代の女性の悩みをきくことが増えました。
ヘアスタイルとは、人物像や第一印象をつくる大きな要因の一つです。例えば、老けてみえる・年代と髪型が合っていない・似合っていない、などイメージとずれることで、ネガティブになってしまいます。
そこで今回の記事では、60代の大人の女性におすすめする若く見えるヘアスタイルをご紹介。60代のおばさんぽくない髪型とやってはいけない髪型などのポイントも解説。
美容師が髪型のポイントと合わせて解説します。美容室でのオーダーやカウンセリングなどにご活用できるようにまとめているので、ご参考ください。
目次
60代の女性のおばさんぽくないスタイル・やってはいけない髪型・痛い髪型のポイント

近年、60代の女性が若々しく見えることが重要視されています。髪型もその重要なポイントの1つです。しかし、やり過ぎると老けて見えたり、髪の毛のダメージを招いたりすることもあります。ここでは、60代の女性がやってはいけない髪型について紹介します。
60代の方がおばさんぽく見える原因は、ボリュームがない髪、パサついた髪、ただ伸ばしただけの髪、白髪放置、古い髪型などです。しかし、手入れが簡単で若々しく見える髪型もあります。
おすすめの髪型は、ショートボブなど、手入れが楽でナチュラルなスタイルです。また、前髪には、ふんわりバングが良いでしょう。
避けるべき髪型は、過度なパーマや明るすぎるカラー、極端なスタイルなどです。美容室でのオーダーに、これらのポイントを参考にしてください。
要点は、ヘアケアを怠らず、適切な髪型を選ぶことで、若々しく見えることが可能です。
年齢を重ねることによって、髪はどんどん細くなっていきます。そのためボリュームはつくりにくくなり、ヘアスタイルのメリハリがつくりづらくなります。
ヘアスタイルにはメリハリが少なくなり、若見えしづらくなっていくため、ヘアスタイルの中にメリハリをつくることによって、年代にあった・若見えするポイントだと考えています。しかし逆に、やってはいけない髪型の特徴やポイントもあるので、そちらをお伝えします。
似合っていればオッケー、あくまでも参考にする程度でお考えください。それではいくつかのポイントをご紹介します。
やってはいけない髪型①
極端なぱっつん前髪
ぱっつん前髪は、女性の髪型の中でも非常にポピュラーなスタイルの1つです。しかし、極端にぱっつん前髪にすると、老けて見える可能性があります。特に、40代以上の女性にはあまり似合わない場合が多いのです。
ぱっつん前髪が老けて見える原因は、髪型の印象を大きく左右する「バランス」にあります。とくに、若く見えるイメージをもつぱっつんは重くなりやすく、周りのヘアスタイルのバランスを崩してしまう原因にもなります。さらに若く見せたいと作る前髪では、想定している以上に幼くなってしまうこともあります。
とくにショートスタイルとの相性は非常に悪いので注意。ぱっつん前髪をする場合はある程度の軽さ(他の部分との)や、バランスをとった重さにする必要があります。
ぱっつん前髪にするにあたっては、美容師に相談することが大切です。美容師は顔の形や骨格、髪質などを見極め、バランスの良いぱっつん前髪のスタイルを提案してくれます。
やってはいけない髪型①
頭頂部のボリュームがペタンコヘア
トップのボリュームがないペタンコヘアは60代には避けたい髪型です。対策として、レイヤーカットを入れたり、パーマをかけることでボリューム感がアップします。また、女性用の育毛剤もおすすめです。
ペタンコヘアは、髪が細く・薄くなることで老けて見える原因になります。ボリュームアップのシャンプーやヘアケアを見直すことで改善が可能です。頭皮の皮脂やヘアセットアイテムも影響するため、注意が必要です。
ドライヤー時には、根元に空気を入れて分け目に逆らうように風を当てることで、自然なボリュームを出すことができます。これらの対策を行うことで、若々しい印象の髪型を実現できます。
やってはいけない髪型②
手入れを怠ったストレートヘア
Iラインシルエットのストレートヘアは、顔が前に出て見える上に、顔の大きさが強調されるため、老けて見える原因になります。対策として、コテやパーマで毛先をカールさせ、レイヤーカットで適度なボリュームを出すことで、小顔効果を得られます。
ペタンコのストレートヘアは、物語の魔女のように老けた印象や怖さを与えることがあります。ロングヘアを好む方は、レイヤーカットやシャギーカットで髪に動きを出しましょう。
また、トリートメントやヘアアイロンを使用して髪質を整えることで、ハリと艶を出すことが重要です。ヘアケアにも力を入れることで、若々しい印象を維持できます。
ツヤのあるヘアスタイルにおすすめアイテム
やってはいけない髪型③
白髪をそのままにした状態・明るすぎる髪色
白髪染めが落ちた明るい髪色や根元のプリンは清潔感を損ない、老けた印象を与えます。対策として、1ヶ月に1回白髪染めを行い、白髪が多い場合は3週間に1回リタッチカラーをすることが効果的です。
また、グレイヘアという白髪を生かしたスタイルも流行しています。これには、白髪をそのまま残す方法、白髪染めトリートメントで黄ばみを防ぐ方法、頻繁にカットする方法などがあります。
白髪をアレンジすることで、自分に合ったオシャレなヘアスタイルが実現できます。ただし、放置せずに適切なケアが必要です。白髪を活かした素敵なヘアスタイルを目指し、老けた印象を避けましょう。
やってはいけない髪型④
ガッツリと分け目をつけるセンター分けスタイル
センター分けは、顔の左右のバランスを整えることができます。ガッツリと分け目をつけるセンター分けは、大人っぽく上品な印象を与えます。しかし、やりすぎると、重たい印象を与えてしまい、老けた印象を与えてしまうこともあります。
ぱっくりとわけたヘアスタイルはトップへのボリューム感がへるので、ヘアスタイルのフォルムを崩してしまいます。前髪がないので、伸びてくる煩わしさはありませんが、トップのボリュームがつくりづらくなるので、かなり相性は悪いです。
センター分けスタイルに合わせた前髪のスタイルも重要です。顔の形や骨格に合わせたバランスの良い前髪を選ぶことで、より美しいスタイルを作ることができます。
やってはいけない髪型⑤
極端にレイヤーをいれすぎたスタイル
トップや顔周りにレイヤー(髪の段差)を入れることで、華やかなイメージや軽さ・動きなどをつけるテクニックですが、リスクもあり、注意が必要です。レイヤースタイルは、美容師によっては、髪型の動きを出すために、レイヤーを入れることがあります。しかし、極端にレイヤーをいれすぎると、髪の毛がパサつき、痛んでしまうことがあります。
一見すると、キレイでかわいいかもしれませんが、スタイリングが必須となるため、手間もかかる上に、キツく見える印象にもなります。
レイヤースタイルは、長さや髪質によっても印象が変わるため、美容師との相談が重要です。特に、40代以上の女性は、髪の毛が細くなっていることが多く、レイヤーをいれすぎると、髪の毛がペラペラになってしまい、老けた印象を与えてしまいます。
また、極端にレイヤーをいれすぎたスタイルは、髪の毛をパサつかせ、痛めてしまう原因となります。40代以上の女性は、髪の毛が細くなっていることが多いため、レイヤーの量には注意が必要です。美容師との相談や、適切なヘアケアを行うことが重要です。
やってはいけない髪型⑥
極端に削ぎすぎ
削ぎとは、毛先を先細りに削ることです。もっと分かりやすい言うと、すきバサミなどで「すく」カットのこと。極端に削ぎすぎると、髪の毛がペラペラになり、パサついた印象を与えます。特に、40代以上の女性は、髪の毛が細くなっていることが多いので、削ぎすぎには注意が必要です。
髪を削ぎすぎる原因は、髪の毛のダメージや年齢による髪質の変化にあります。髪質が変わってくると、以前は合っていた髪型でも、合わなくなってしまうことがあります。また、髪の毛にダメージがある場合、削ぎすぎることで、ダメージを悪化させてしまうこともあります。
よくあるカットの失敗例にもありますが、すき過ぎるなどがありますが、本来グラデーション状にすくのがカットのセオリーですが、一度に「がそっとすいている」場合、まとまりが悪かったり、パサパサの原因にもなります。
毛量が多いからと、軽くしすぎるオーダーは控えるべきです。
やってはいけない髪型⑧
パサパサ・ダメージヘア
これは言わずもがな。できるだけ美しい髪でいることが若くみえる・キレイに見える一番のポイントになります。
髪の毛がパサパサしていると、どんなに良い髪型でも印象が悪くなります。60代の女性は、髪の毛の乾燥やダメージが気になるものです。パサパサ・ダメージヘアは、髪の毛が枯れたように見えてしまい、老けた印象を与えてしまうことが多いです。
パサパサ・ダメージヘアの原因は、髪の毛の水分不足や、カラーやパーマ、ブリーチなどのダメージが挙げられます。特に、60代の女性は、髪の毛が細くなり、ダメージを受けやすい傾向にあるため、注意が必要です。
さらに、年齢を重ねることで髪もお肌と同様に変化します、これをエイジング現象といい、なにもしなくても髪が傷んでいきます。シャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントで水分の補給・ダメージの補修は、とくに必須になります。
また、ドライヤーの使い方にも注意が必要です。ドライヤーは、髪の毛を乾かすだけではなく、髪の毛に水分を与える役割も持っています。しかし、熱風を当てすぎると、髪の毛がダメージを受けてしまいます。ドライヤーを使う場合は、中温で使用し、髪の毛に当てる時間を短くするようにしましょう。
【60代におすすめ】おばさんぽくない・やってはいけない髪型の対策

さて、ここからは今すぐ実践できる髪型のポイントをいくつかご紹介します。
60代になると、髪の毛の悩みも増えます。老けた印象になってしまったり、ダメージがたまってパサついた髪になってしまったりすることもあります。ここでは、60代におすすめの髪型のポイントについて紹介します。
60代の女性がおばさんぽくない髪型を選ぶためには、以下のポイントに注意してスタイルを選びましょう。
1 トップのボリュームをつくる

トップのボリュームを作ることで、顔の輪郭をカバーし、若々しく見せる効果があります。以下の方法で、自宅でも簡単にトップのボリュームを作ることができます。
- 髪に水分・ハリコシをいれる
- スタイリングでボリュームをだす
- 髪にふれる習慣をつける
これらが重要になります。
髪に水分・ハリコシをいれる
いわいるヘアケアによるボリュームアップ方法。
まずはシャンプーや洗い流さないトリートメント、ヘアマスクなど、髪に補給できる方法を知りましょう。
極端にでるわけでなく、「自然とボリュームがでる」をつくることが大事。
スタイリングでボリュームをだす
こちらはドライヤー(ブロー)やアイロン、カーラーなどでボリュームをつくります。
ヘアスタイルによっても、相性の良いものは変わりますので、自分にあったものを使いましょう。
髪にふれる習慣をつける
習慣にトップやサイドのボリュームを手でつくるというのを、自然にできると一日のボリュームをキープすることができます。
また、何気なくつくるボリューム感になるので、とても素敵なスタイルとなることでしょう。
2 ひし形シルエット

上記でも書いているように、Aラインの重めのスタイルは相性が悪いです。トップにボリュームと丸みがでるひし形シルエットのヘアスタイルがおすすめ。
どの長さのスタイルでも共通でして、自分のヘアスタイルのちょうど半分くらいのところが一番ボリュームがあるのが理想。
3 ツヤ感・束感スタイリング

スタイリング剤や洗い流さないトリートメントでつくることができます。
お肌と同じで髪も年齢によって、乾きやすくパサパサになってしまいます。うるおいが足りない髪は、老けてしまう原因にもなります。
お肌に化粧をするイメージで、髪にもスタイリングしてあげることで、化粧をするのと同様に、もしかしたらそれ以上にキレイに見せることができるのです。
4 ヘアケアを見直す

髪の毛のダメージが原因で、痛い髪型になってしまうこともあります。市販のシャンプーやトリートメントを使用する前に、成分表を確認することが大切です。ノンシリコンのものや、アミノ酸を含んだものなど、髪の毛に優しい成分が配合されているものを選びましょう。また、必要以上に洗いすぎないように注意し、髪の毛を優しく洗いましょう。
5 髪型はショートヘアがおすすめ

60代の女性におすすめの髪型と言えば、ショートヘアが挙げられます。ショートスタイルは、大人っぽく落ち着いた印象を与えると同時に、軽やかな印象も与えることができます。
また、前髪を長めにすることで、小顔効果も期待できます。ショートボブは、髪の毛がパサつきやすい人でも扱いやすく、お手入れがしやすい髪型です。
6 パーマをかける

パーマをかけることで、髪の毛に動きをつけることができます。特に、ロングヘアの場合、パーマをかけることで軽やかな印象を与えることができます。
また、パーマは、髪の毛にボリュームを与えることができるため、薄毛や白髪が気になる場合にもおすすめです。
60代のリアルなヘアスタイル!
顔形・長さ別の若見えする14スタイルを美容師が紹介
60代の女性には、顔形・長さに合わせたヘアスタイルが重要です。正しい髪型を選ぶことで、若見えすることができるため、適切なスタイルを選びましょう。また、ヘアケアにも気を配り、健康的な髪を保つことが、若々しい印象を与える秘訣です。
同じようなスタイルであっても、ちょっとした細かな工夫やポイントによって、若く見えたり、老けて見えないヘアスタイルになります。

きし
とくに、顔や長さによって変わるので、すぐに実践できることも多いはず。ここでは、60代の女性にオススメの、顔形・長さ別の若見えする12のヘアスタイルを美容師が紹介します。
60代におすすめの手入れが楽なベリーショート

レイヤーを大胆に盛り込んだ大人ショート。耳周り・裾まわりはスッキリめにカット。
トップはにはやや長めにすることによって、毛量のかさを残して、ボリューム感を残してナチュラルに仕上げる。
毛量によっては、ツーブロックを活用することによって、より爽やかに演出。
手入れが楽なおすすめの爽やかな大人ショート

襟足ギリギリの攻めたヘアスタイル。短めのショートでも、レイヤーだけではなく、グラデーションをうまく使い、重さを残し、ひし形シルエット・逆三角シルエットをつくるショート。
黒髪が似合うので、40代・50代にもおすすめ。
40代におすすめのかっこいいショートボブヘア

襟足をがっつり削る+トップやハチ周りのボリュームを残すことで、メリハリをしっかりつけることで、細毛や薄毛の方にもおすすめのかっこいいショート。間引くように削ぐことによって、透け感をつくり、スタイリングも簡単になるのも特徴。
ショートボブは、大人っぽく、かつかっこいい印象を与えることができます。丸顔の方でも、あごラインが出ることで顔がすっきり見える効果があります。ショートボブを選ぶ際には、長さや前髪の長さ、レイヤーの入れ方など、自分に合ったヘアスタイルを見つけることが大切です。
若々しく見えるおすすめの前髪ありショート

ふんわりとしたボリューム感とひし形シルエットのショートヘア。
レイヤーカットとグラデーションカットを骨格に合わせて、活用することによって、スマートに仕上げた大人ショートスタイル。

サイドの内側を耳にかけることで、抜け感・透け感をだすことで、爽やかをつくれます。
襟足は首に沿うようにタイトに仕上げることで、美しいショートに。
60代の面長にもおすすめのかっこいいショートレイヤースタイル

襟足をがっつり削る+トップやハチ周りのボリュームを残すことで、メリハリをしっかりつけることで、細毛や薄毛の方にもおすすめのかっこいいショート。
間引くように削ぐことによって、透け感をつくり、スタイリングも簡単になるのも特徴。
60代におすすめのくびれシルエットのボリュームパーマヘア

顔周りや裾周りはすっきりとさわやかにしたかっこいいショート。ひし形シルエットを意識してボリュームも残し、毛束ができるように毛先を先細りに削ぎカット。トップは長めに、毛流れやボリュームをたっぷり残す。
おばさんぽくないメリハリのショートボブ

前下がりのシルエットによって、前からと横からの見え方が大きく変わるショートスタイル。この「幅」が、大人ショートのかっこいいポイント。
サイドはわからない程度にツーブロックをいれることで、爽やかさを演出。骨格によっては幅を調節することによって、ヘアカットの幅を広げることができます。
ひし形というよりも、やや逆三角に近いシルエットは、より「かっこよさ」を見せてくれるのもポイント。
大胆なヘアカットに思えるかもですが、この大胆さが「かっこいい」「若見え」などに繋がります。
60代におすすめの丸みのあるショートヘア

テンプレ的なショートボブ。襟足はタイトに仕上げ、耳周りからはグラデーションカットに。
耳周りはスッキリめにスタイリングすることによって、メリハリのあるヘアスタイルにしています。ヘアカラーとツヤ感のあるスタイリングで、大人かっこいいショートに。
【くせ毛版】60代におすすめの前髪ありの大人ショート

くせ毛が気になる形は、襟足はスッキリ、レイヤーを入れて、トップ・サイド周りを長めにすることで、くせ毛を活かすヘアスタイル。
バランスのとれる長さに設定、ひし形シルエットを再現すること、また耳周りをすっきりみせることで、メリハリのあるかっこいいショートヘアに。
長めのくせ毛は、頬などの骨格をカバーをしてくれるのも、バランスが良くなるポイント。
上品で華やかになるラウンドボブヘア

アラフォーから、似合うかっこいい大人のショートヘア。ややショートボブより。
横から見た時のひし形シルエットが美しくなる長さに設定。厚みのあるスタイルではあり、ボリューム感をだしやすいメリットがあるものの、重たく見えてしまうというデメリットもあります。そこに、透明感のような透け感をつくるために「削ぎ」を丁寧に加え、毛先を先細りに。
毛先をワンカールさせて、ヘアバーム・ヘアオイルなどで、まとまりやツヤ感をプラスすると完璧。
カジュアル雰囲気のマッシュショート

タイトなだけがかっこいいショートではありません。ボリュームをあえて残したショートヘアも超かっこいい。
骨格に合わせた長さの設定。流れやまとまりをつくったスタイルは、優しく、美しいかっこいいショートに。
かっこいいショートのポイントは耳周りのつくりかた。
透け感や抜け感のあるショートヘア

ヘアカラーと組み合わせたショートヘアも超素敵。より透け感のあるショートヘアをつくれます。
裾周り・耳周りには、しっかり削ぎをいれつつ、トップ周りには、たっぷりボリュームを残したメリハリのあるショート。
60代の眼鏡とも似合うかっこいいショートヘア

眼鏡をかける人は、前髪は長めに設定、流れを眼鏡とあわせることで、よりかっこいいショートヘアに。
前髪からの毛流れと、タイトな襟足が、ひし形シルエットのポイントになり、毛束感やツヤ感でしめることによって、大人ショートヘアが再現できます。
60代のウェットな毛束感スタイリングの似合うショートヘア

ウェットの仕上げの40代に似合う大人ショート。
ウェットな毛束感は、まとまり・透け感・ひし形シルエットがつくりやすいのでおすすめ。
コテやヘアアイロンが使うのが苦手な方は、だんぜんおすすめ。
60代の丸顔におすすめのかっこいいショートヘア

顔周りや裾周りはすっきりとさわやかにしたかっこいいショート。ひし形シルエットを意識してボリュームも残し、毛束ができるように毛先を先細りに削ぎカット。トップは長めに、毛流れやボリュームをたっぷり残す。
おすすめのヘアケアアイテム・スタイリングアイテム
やってはいけない髪型や、おすすめの髪型などをご紹介しましたが、お家でのヘアケアやスタイリングは必須です。
そこで、役立つアイテムもご紹介。美しい髪をつくるサポートになります。
シャンプー&トリートメント
LaSana PREMIOR シャンプー

製品名 | プレミオール |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 130ml |
主な洗浄成分 | ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ココイルグリシンK |
香り | アロマティックフローラル |
メーカー | Lasana |
ダメージヘアや頭皮を保湿・洗いながら髪をケアするアミノ酸シャンプー
「アミノ酸系洗浄成分」とフランス・ブルターニュ産「海泥」の力でダメージの蓄積した髪をいたわりながら洗い、頭皮に詰まった皮脂汚れを吸着し取り除きます。

浸透補修なめらか成分(イソステアロイル加水分解コラーゲン・スクワラン)によって、髪にツヤを与え、保水性も高いため乾燥によるパサつき、うねりをコントロールしやすくなります。
さらに毛髪内部に浸透し、キューティクルをなめらかにしてくれます。
- 静電気・髪のパサつきが気になる
- 髪のうねりや広がりが気になる
- 頭皮の乾燥・ベタつき・ニオイが気になる
- カラーやパーマによる髪のダメージが気になる
- 髪の悩みが慢性化している
- 香りにこだわって選びたい
プレミオールシャンプーは、結論からいうとコスパが最強のシャンプーです!初回限定ではありますが、20日間がっつり使えるトライアルセットが超破格なので、とりあえずおすすめできるアイテムです!

きし
\ 100%美髪成分のヘアケア/
ヘアマスク
BOTANIST ROOTH シャワーヘアセラム

ブランド名 | BOTANIST ROOTH |
製品名 | ボタニカルインシャワーヘアセラム |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 80ml |
主な保湿成分 | 水添ポリイソブテン、ジメチコン、ジメチコノール、コハク酸ジエチルヘキシル、ウコン根エキス、チョウジつぼみ油 |
香り | ペアーとカルダモン |
メーカー | l-ne |
濃密補修ができる重ね付けタイプのインバストリートメント
- ボタニカル濃密補修成分&エルカラクトン
- モイスチャースパイスセラム配合
- ペアーとカルダモンの香り
ボタニカル密着補修成分とは桐油と菜種油のポリマー成分でキューティクルを補修・エルカラクトンは熱反応型成分配合で、ドライヤーの熱に反応でして髪を守ってくれる成分。トリートメントに含まれる補修成分を閉じ込めるように、髪一本づつをラッピングして効果的に美しい髪をつくります。
実際に使ってみましたが、トリートメントのブースター的なアイテムで効果も分かりやすく髪もキレイになるので、かなりおすすめのアイテムでした。
最初に手に出すときは、水っぽいというかオイルっぽさが強くて効果がうすいかもと感じましたが、かなりしっとりというか髪質の変化があって、効果をしっかりと感じることができます。
とくにヘアマスクやヘアパックなど、シリコーンが苦手な方やベタつきやすい方にはかなり重宝するのではないでしょうか。
美容室で業務している際には、今までは「洗い流さないトリートメント」をブースター代わりに使用していましたが、より効果的なアイテムがこれにあたりまして、今までありそうでなかったプロダクトなのは素直に嬉しいなと感じます。
単純にヘアマスクやヘアパックのように一度流す手間がない分、普通に使いやすいアイテムでした。
効果もあるし、使いやすいので気になるのであれば試す価値ありです。

廣瀬
おすすめのスタイリング剤
N. ポリッシュオイル
唯一無二のウェット感がつくれるアイテム!
- 天然由来原料でつくられたスタイリング剤
- 女性のデリケートな髪に適したホールド力
- マンダリンオレンジ&ベルガモットの香り
スタイリングの仕上げに毛先中心になじませ、ツヤ感と軽やかな動きをつくることができる新感覚のスタイリングオイルです。
実際に使ってみましたが、水分量が高くまとまりも良い女性に嬉しいスタイリング剤になっています。
内容も自然由来ばかりの構成になっているため、オーガニック好きにはたまらないアイテムだし、気にならない方にも品質が高いため、どちらにせよおすすめできる内容に。
とくに私のようなくせ毛でロングヘアでまとまりづらい髪にも効果が高いので、かなりおすすめできるアイテムです。

廣瀬
おすすめのスタイリング用機材
ReFa ビューテック ストレートアイロン

水・熱・圧のダメージを抑えるカーボンレイヤープレート+低反発コートによって美しいストレートをつくれるアイロン
髪にやさしくアイロンができるので、カラーや縮毛矯正にも安心して使えるアイロン。高密度炭素のおかげ髪にムラなく熱を伝えることができるので、うねりのある髪をキレイにストレートにすることができるストレートアイロン。
リファ独自のカーボンレイヤープレートがマイルドに熱を伝えるという機能、髪の水分を飛ばしすぎずに保持するので、毛先までしっとりまとまります。美容師は、髪の状態を見て、水分を飛ばしすぎないようにアイロンをコントロールしていますが、これが機能についているので美容室でしたような仕上がりが作れるアイロン。
温度 | 140℃~220℃ |
重さ | 約295g |
サイズ | 266 × 29 × 32 |
プレート | カーボンレイヤープレート |
価格 | 22,000円 |
HOLISTICcures マグネットヘアプロ ドライヤーゼロ

引用:Amazon
キュアクリスタルディフューザーゼロ加工
キュアクリスタルディフューザーゼロ加工は、数種類の天然鉱石やミネラルを独自配合しドライヤー内部に加工することでテラヘルツ波を放出。通常保つことが難しいとされている毛髪内部の水分を閉じ込め内側からのケアを可能にヘアドライヤー。
また、温度と風量を15通りにカスタマイズでき、速乾、ボリュームアップ・ダウン、髪の水分量アップ、頭皮ケア、キューティクル補修、スタイルキープなど、求める効果に合わせ選べるのも特徴。
機能 | 遠赤外線 |
温風温度 | 約120℃ |
消費電力 | 1400 W |
重量 | 約350g |
価格 | 29.700円 |
KINUJO カールアイロン

独自のシルクプレート加工+
独自開発のシルクプレートは、200℃で⽔分を吹きかけても瞬間蒸発をせず、髪の⽔分を守ることができます。滑りが良く、髪のひっかかりが少ないため、髪への負担を最小限にするヘアアイロン。
優れた保湿力で髪を守ってくれるため、ダメージを抑えながら素敵なヘアスタイルにしてくれるだけでなく、キューティクルにある水分の調整もしてくれるので毎日コテを使う人にも相性が良いコテ。
温度 | 約100℃~200℃ |
重さ | 380g |
サイズ | H74×W345×D54mm |
プレート | シルクプレート |
価格 | 19,800円 |
クレイツ ホットカーラー

海外兼用AC100V~240V対応。クレイツイオンを練りこんでいて柔らかでツヤ感のある美しいカールに仕上げる3種類のカーラー。多めに巻いた髪もしっかりキャッチ。カーラーをとめた跡が付きにくく、初心者でも使いやすいオリジナルクルップ。


60代の女性におすすめのドラッグストアシャンプー

60代の女性にとって、シャンプー選びはとても重要です。髪の悩みは年齢とともに変化し、年齢に合わせたシャンプーを選ぶことが必要です。そこで、ドラッグストアで手軽に購入できるおすすめのシャンプーをご紹介します。
40代女性におすすめのシャンプーの成分と効果
60代におすすめのシャンプーを選ぶ際に、成分に注目することが大切です。髪の毛は年齢と共にダメージを受けやすくなり、頭皮も乾燥しやすくなるため、保湿効果のある成分が豊富なシャンプーを選ぶと良いでしょう。
また、年齢とともに髪が細くなってくるため、ボリュームアップ効果がある成分も重要です。さらに、頭皮のトラブルも起こりやすくなるため、頭皮を保護する成分が含まれているシャンプーもおすすめです。
一般的に、60代におすすめのシャンプーに含まれる成分としては、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタエキスなどの保湿成分や、システイン、アルギニン、タウリンなどのアミノ酸成分が挙げられます。これらの成分は髪の内部から補修し、ダメージを防いでくれる効果があります。また、ナノ化技術を使っている商品も多く、毛髪の奥深くまで成分が浸透するため、より効果的です。
一方、注意しておきたい成分としては、硫酸系の成分や界面活性剤が挙げられます。これらは洗浄力が強いため、頭皮を刺激することがあります。そのため、敏感肌の方や頭皮にトラブルがある方は、避けるようにしましょう。
60代の女性が選ぶべきシャンプー
BOTANIST ROOTH シャンプー

ブランド名 | BOTANIST |
製品名 | ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 490ml |
主な洗浄成分 | ココイルメチルタウリン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニン、コカミドプロピルベタイン |
香り | マンダリンとクローブ |
メーカー | I-ne |
髪に水分を補い、髪と頭皮をケアするボタニカルシャンプー
- 5種類のスパイスを厳選、地肌から本格ケア
- 髪の水分バランスを補正してうねりケア
- 毛髪補修成分で毛先まで素早く浸透
- マンダリンとクローブの香り(シャンプー)
- ジャスミンとクローブの香り(トリートメント)
アミノ酸洗浄成分+保湿・補修成分がもりだくさんと、地肌と髪の両方をケアしたいという方におすすめのボタニカルスカルプシャンプー。
アミノ酸だけで仕上がっているので、マイルドな洗浄性ではありますが、適度な洗浄力がある成分にもなっているのでバランスは良いです。
人によっては洗い足りない感もあるかもしれませんが、デリケートな人には使いやすいシャンプー。
実際に使ってみましたが、「髪と頭皮地肌のWケアでは優秀」「泡立ちは微妙だけど使用感は良い」「香りも爽やかで良い」という感じでした。
全体的に良くまとまったシャンプーになっていて、BOTANISTのラインナップではかなりおすすめのシャンプーです。
とくにスカルプラインでありつつ、髪の使用感が良いのは嬉しいポイント。頭皮だけでなく髪の保湿成分もしっかり配合されているので、仕上がりもなかなか良い。
やや洗い足りない気もしなくもないが、私は二度洗いをする習慣がついているので全く問題なく、むしろまたリピートしたシャンプーでした。
香りも爽やかで強すぎないないため、夫婦で使いたい・男女で使いたい・家族で使いたい、なんて方にはピッタリです。やや高級ラインの価格ではありますが、それに見合った内容だと感じてます。
私はロングヘアなので、泡立ちが微妙なのが気になりましたが、それを補うほどの優しい使用感と保湿力がありました。女性でも男性でも使えそうなのもポイント。

廣瀬
60代の髪型によくあるQ&A
Q
60代になり髪型がなかなか決まらない
A
まずは、髪の質・状態を考慮して、髪型を決めることが大切です。60代になると髪が薄くなりやすいため、短くしすぎや削ぎなどを控えて、髪のメンテナンスを行いましょう。
次に、顔の輪郭や体型を考慮して、髪型を決めることも大切です。60代になると、体型や顔の輪郭が変化することがあり、髪型を選ぶ際は、顔の輪郭や体型を補うような髪型を選ぶことがおすすめです。
そのほかにも芸能人などタレントさんの髪型を参考にするのも良いです。個人的には、ミディアム・ボブ・ショートボブなどのヘアスタイルが良いと思います。
Q
白髪が目立ちにくいカラーはありますか?
A
おすすめは、7〜9レベルの明るさのブラウンやアッシュ系カラー。明るすぎるのも暗すぎるのも目立ちやすく、アッシュやブラウンなどは落ち着いた色味で白髪との相性は良いです。
Q
60代では、ロングとショートどちらが良いですか?
A
基本的にお好みではありますが、ショートヘアのほうがつくりやすくて、ボリュームもでやすい・髪にツヤを出しやすいなどメリットが多いような気がします。逆にロングヘアだとダメージなど手間暇がかかります。
Q
60代で前髪があるのは、おかしいですか?
A
全体のヘアスタイルや顔型・髪質によっても変わりますが、おかしいといったことはありません。むしろ前髪はあったほうが若々しくなり、ボリュームなどもつくりやすくておすすめ。
Q
60代ではパーマなしではダメでしょうか?
A
パーマはあったほうが良いですが、なくても問題ありません。ブローやヘアアイロンでスタイリングしてあげることでも、パーマ風をつくることは十分可能ですし、ヘアスタイルによっては、ない方が良いということもあります。
Q
60代ではセミロングは難しい?
A
少し難しいとは思いますが、無理ではありません。エイジング毛となる60代では、髪のケアに手間暇をかける必要があり、労力はかかります。シャンプーや洗い流さないトリートメント、ヘアマスクやサロントリートメントなど、丁寧にケアをしないと傷んでしまうので注意。
あとがき
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。