2017/10/05

スロウカラーとイルミナカラーを同時に染めてみて色の違いやキレイさについて語ってみた。

 

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和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@bwave_kishi)です。

今回のエントリーのきっかけです。

最近、話題のカラー剤の違いについて。

当然でしょう。

かなりニッチな案件ですが、検索ワードでも上がってきているのをキッカケに、実際に比較検証をしてみようと思いました。

THROWスロウカラーとは?

THROWスロウカラーとは、究極のアッシュというものがコンセプトです。

究極というだけあって、赤みをゴリゴリと削るという事が他のカラー剤よりもあるのがスロウカラーの一番の特徴になります

なので、赤みが少ない分アッシュや他の発色がとてもキレイです。

  1. 髪の内部からクリアに発色する「WATER RICH CREAM処方」
  2. 徹底的に赤みを排除したベースカラー設計
  3. 「DUAL SILK COMPLEX」配合で、やわらかなツヤとしなやかさのある髪へ
  4. 髪をすこやかに整える「オーガニックオイル&ボタニカルエッセンス」配合
  5. さりげなく香る、心地よいフレグランス

WATER RICH CREAM処方

1剤クリームの主成分は水分と油分でできており、美しいリフト力とクリアな発色の鍵を握る「酸化染料」と「アルカリ剤」は水分のほうに含まれています

そこでTHROWは、1剤における水分の割合を最大限にし、油分を大幅に減らす「WATER RICH CREAM処方」を採用。油分は、毛髪への塗布のしやすさや仕上がりのなめらかさをつかさどる反面、毛髪表面に膜を張り、「酸化染料」や「アルカリ剤」の浸透を妨げる性質も持っています。

油分の量を利点のみ活かせる最低量に調整することで、染料が水に乗って確実に浸透し、髪の内部からクリアに発色する仕組みを実現しました。

スロウカラー

出典THROWサイト

「DUAL SILK COMPLEX」配合

キューティクルケア成分「DUAL SILK COMPLEX」*配合。髪表面にヴェールをかけるように2種のシルク成分でコートします。
やわらかなツヤをもたらし、抜け感のあるシアーな質感に仕上げます。

スロウカラー

出典THROWサイト

透明感に関しては究極のTHROWスロウカラーです。 特に、アッシュやマットといった寒色よりのカラーはとてもキレイにやわらかくクリアな発色です、さらに、シンプルステップなので時間や、施術もスムーズに行うことができます。

ぼく流の解釈の仕方で言えば・・

深みというのが「色味/彩度」で、透明感というのが「明るさ/明度」という事です

ぼくの中ではTHROWスロウは「透明感」が特徴的で、イルミナでは「深み」が特徴的というカラー剤の使い分けをしています。ワード的に使い分けできるのも良いですよ。

THROWスロウというカラーは透明感のあるキレイな色、つまり明るく透明度の高い発色をしてくれます。

もちろんですが、ダメージや色持ちなどアプローチを変えれば、他のカラー剤にも良いポイントはあるのでしょうが、単純に発色(透明感、深み)に関してはとても優秀なスロウです。

さらに美容師事情ですが、コストパフォーマンスにも優れています。

マニアックな話にはなりますが、通常のカラー剤は容量は80gに対し、THROWスロウカラーは「100g」の大容量なんです

実際にそんなところは、お客さまには関係ないかもですけど、コスパは正義です。お客さまに還元できますので。

色んなところにメリットがある、そんなディティールこだわっているカラー剤です。

イルミナカラーとは?

イルミナカラーというカラー剤をご存知ですか?

「光色」というコンセプトのイルミナカラー

今、話題沸騰中のこのカラーは、日本人特有の硬い髪もやわらかな印象にしたり日本人特有の赤みというのも、キューティクルのダメージを最小限におさえて染める事ができる、光が反射するツヤのある美しいヘアカラーが実現できるというのをコンセプトにしているカラー剤です。

日本人の髪をキレイにするためのカラーするには、日本人の髪質を深く理解する事が必要になり・・

赤みをいかにして消すかが課題になり、従来だとブリーチが必要になるという事になります。当然ブリーチカラーにはメリットがたくさんありますが・・

しかし、大きなデメリットとしては大きなダメージになります。

今までは透明感と深みのあるカラーを出すにはブリーチをするしかなかったのですが、イルミナカラーは日本人特有の赤みを消してくれ、限りなく外国人のような透明感のあるカラーを出してくれる薬剤になります

つまり、透明感、ツヤ、柔らかさが同時に手に入るヘアカラーなのです

ちなみにイルミナカラーはダメージになりにくいと言われていますが、このような成分を配合しています。

マイクロライトテクノロジー

キューティクルのダメージ一因にアプローチしている「マイクロライトテクノロジー」

マイクロライトテクノロジー
髪にはとても小さな金属イオン(銅)が存在し、これらがカラー剤と過剰反応を引き起こしてキューティクルのダメージの一因になります。 イルミナカラーのマイクロテクノロジーは、金属イオンを包み込み、カラー剤との過剰反応の抑制に配慮しました。繰り返されるヘアカラーによるキューティクルダメージの負担軽減に配慮し美しい輝きの髪へ導きます。
トリルミナバランス
負担を抑えた薬剤により、最適なブリーチ力で幅広い明度調整が可能に。髪1本1本の明るさを引き立て、立体に見える効果が生まれます。 イルミナカラーは髪の透明度を高めるために、ブルーからバイオレットを色作りのベースに設定。透明度が高くナチュラルな色を表現できる染料を厳選しました。硬く見えやすい髪もやわらかくみえる独自のカラーベースを採用。 明清色~中間色にあたる、厳選されたトーンのみを使用。様々な薬剤をアレンジして表現していた色を、イルミナカラーなら単色で表現可能になりました。

と、言ってもやはりキレイな髪色を出すにはやはりダメージは避けられません。

キレイな髪色を出すためには、ダメージは必須なのです

そしてそんなキレイだと言われているイルミナをカタログ形式にまとめているエントリーです。

もっともっと使い込みますが、かなり使い込んでいます。

THROWスロウカラーとイルミナカラーの違いについて

事前にはかなり検索をかけて調べてみましたが、これといってTHROWスロウカラーとイルミナカラーの違いについての有力な情報はありませんでした。

ぼくの中での違いとなる知識としては多少あるので、先に挙げておきます、美容師ワードにはなりますが、特徴は以下のようになります。

  • THROWスロウカラー

まろやかさや、やわらかさがでる、透明感があり、赤みを削るブリーチ力が高く明度が高い

  • イルミナカラー

ツヤ感がでる、濃い色が表現できる、色味・彩度の発色が高い

というのが、今の所の大きな違いを説明するワードになります、しかしこれだけだと実際はどうなの?って感じになったので、実際に検証してみたいと思います。

今回は同じモデルで、同じタイミングで、同じタイムを計っての、カラー実証です。

今回は、以下の条件です・・

  • THROWスロウ A/06 処方

スロウ

  • イルミナ oceanオーシャン 処方

イルミナ

両メーカーのベーシックとなる剤の下限まで落とし彩度と明度がどのように表現されるのかを実証していきます。

  • 半頭づつを全く同じタイミングで塗布
  • 同じタイムコントロール
  • 塗布の仕方も同じに
  • アンダーの状態はブリーチ毛

そして、両メーカーとも代名詞とも言われるラインナップでの比較です、THROWスロウではアッシュイルミナではoceanオーシャン(アッシュ)になります。

モデルのご紹介

さて、こんなバカバカしい実験を引き受けてくれるモデルをご紹介します、

こんな事サクッと引き受けてくれるのはこの方。

アシスタントの中田さんです。

カラー
カラー
カラー

こういうニッチな案件にはノリが必要になりますが、この人はまさにうってつけです。

いざ実証です

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THROWスロウカラーとイルミナカラーを並べると、この段階でワクワクがマックスです。

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まずはシャンプーしてからの塗布。

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ペタペタ・・

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ペタペタ・・

ペタペタ・・

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(左がイルミナ、右がスロウです。)

センターマン完成です。

キッチリとセンターで分けて塗布しています。

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塗布の時点でのちがいは・・

  • イルミナの方が粘土がやわらかく、匂いが強い
  • THROWスロウの方が粘土が硬く、匂いが少ない
  • イルミナの方が発色が早く、スロウしか遅いような・・
  • どちらも刺激は少ない


どちらもストレスはなく、サクッと塗布できます。イルミナも匂いは強いですが、問題ではないレベルです。

実証結果は・・

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ウェットの状態ですが、ここまでではほぼ違いは感じられません。

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ブロー後ですが、ここまででもほぼ違いは感じられません。

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という事で、染めわけたセンターで分けてみましたが、分ける事でようやく違いがぼんやりと分かります。しかも肉眼でないとわからないレベルです・・

IMG 0951

フロントに関しては全くわかりません、剤がちがうからなのか、単純に光加減なのかというぐらいのレベルで違いはあまりありません。

様々な視点から実証してみた結果・・

  • THROWスロウの方が明るい
  • イルミナの方が濃い
  • THROWスロウの方がまろやか
  • イルミナの方がキツイ
  • THROWスロウとイルミナの違いは素人目にはほぼわからない
  • 写真では全くわからない
  • プロの肉眼でないとわからないレベル

これを踏まえて、適材適所にするとこんな感じに・・

  • THROWスロウの方が透明感があり明るいカラーをつくるのに適している
  • イルミナの方が濃い色になるので深いカラーをつくるのに適している

かなりニッチな案件でしたが、とても面白かったですね。これを踏まえた上で剤を変えるというテクニックも全然ありっちゃありですね。どっちかだけでも良いと思いますが。

美容師目線だと

コスパの優れているスロウが圧倒的です。仕上がりに大差はありませんでしたが、総合的にとなるとコスパの良いスロウが圧倒的に優位になりますよ。

どちらも仕上がりにはそんな違いはなかった

スロウとイルミナの違いについての検証エントリーでしたが、両メーカー共まだまだ奥が深いです。

今回は単純に6レベルのアッシュにフォーカスして、それのみの処方でしたが、他の色もこの結果通りではないはずです。処方の仕方次第では、THROWスロウのようなカラーの仕上がりに、イルミナの剤でもできるだろうし、また逆も然りとなります。

なので染めてみた感想としては、

THROWスロウ』も『イルミナ』も超キレイなカラー剤です

という事です。

動画もつくっています。

どちらも魅力がありましたよ、その時いたスタッフみんなで「こっちも綺麗だし」、「こっちのほうがまろやか」とかって言うのを、ずっとしていました。

比較としてはあまり違いは感じられなかったのが素直な感想で、選ぶ基準とすれば、美容師さんや好みです。

単純にどちらが好きかどうかだけ、二つ共素晴らしい剤なので、両方ともしてみるべきですね、その上で色々と判断してみると良いのではと感じました。

 

個人的には使い慣れているTHROWスロウカラーの方が好きだなという感じでしたが、これに関しては人それぞれです。好みですから。

あなたはTHROWスロウですか?イルミナですか?

どららが好きですか?

  
 
 




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