ヘアカラーの2剤のオキシ濃度の違いを解説【 6% 5% 3% 図解付】

 




この記事を書いている人 - WRITER -

和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@kazuki_kishi)です。

スタッフから、ヘアカラーについてよくある質問の1つです、

「2剤は一体どういう役割があって、種類の違いなどが分からない」

ということで、ヘアカラーの技術ではなく、薬剤についての解説記事になります。

美容師のアシスタントからの質問だったのですが、一般の人にも分かるようにまとめてみました。

きし

というのも、セルフカラー市販カラーをしたことがある方なら、

ご理解いただけると思いますが、ヘアカラーをする時は、2つの薬剤がありますよね。

これが従来のヘアカラーです。

それを1剤、2剤と言います。

そして、今回はヘアカラー剤の「2剤」についてを、分かりやすく解説していきます。

ヘアカラー剤の2剤とは

ヘアカラーとは、1剤と2剤を混ぜ合わせた混合剤がのことを言います。

さらに1剤と2剤の役割を解説すると、

1剤は染料、つまりヘアカラーにおける色です。

そして、2剤は主に「酸化剤」(過酸化水素)1剤中のアンモニアによって分泌されて酸素を発生させる役割があります。

髪にはメラノサイト色素形成細胞から生み出される「メラニン色素」とう色素が、髪には存在します。

(毛髪内部の図)

このメラニン色素が黒髪の元となる色素になり、

これらを分解することによって髪は茶色になり、さらに多くの量を分解することによって金髪となります。

(毛髪内部コルテックスの図)

そして、髪に元々あるメラニン色素を分解し、その空いた穴に染料を入れます。

発色した染料の分子は結合して元より大きくなるという性質があるので、

髪の内部に浸透した後は閉じ込められます。

こうしてヘアカラーの色が髪に定着するというわけです。

これがヘアカラーの定義となります。

毛髪にヘアカラー剤を塗布すると、1剤の中のアルカリ剤が髪のキューティクルを開きます。

そうする事により、ヘアカラー剤が髪の内部に浸透していきます。

つまり、分かりやすく言うと、2剤はヘアカラーの発色を手伝い、毛髪を明るくする効果があります。

きし

2剤のオキシ濃度の違い

2剤は濃度を変えることができます。

ちなみにオキシとういのはこの2剤のことです。

ヘアカラーのダメージを少なくするには、過酸化水素濃度の使い分けが重要です。毛先などの損傷した部位には、低い濃度の2剤が適し、逆に明るくしたい場合のパワーがいる時には高い濃度の2剤が必要になるというわけです。

きし

日本で使われるオキシ濃度は以下の3つ。

  1. 6%
  2. 5%(4,5%)
  3. 3%

オキシ濃度が低ければダメージも少なくなるが、比例して明るくするパワーブリーチ力も下がります。

分かりやすくグラフにしてみました。

FullSizeRender 139

イメージ
2剤 OX-6 OX-5 OX-3
濃度 6% 5%(4.5%) 3%

ここで見てほしいのですが、3%の発色の高さです。3%は髪を明るくする力は弱いものの発色力はとても高いので、色を出したい時は積極的に3%を使います。

つまり、髪の状態、仕上がりの髪色、薬剤選定、などをコントロールして処方することで髪のダメージを少なくしたり、色を濃くしたりできるということです。

例えば、根本のキレイな髪は6%を使い、ヘアカラー履歴のあるデリケートな髪の部分は3%を使う、といったように使い分けが大切です。

きし

まとめ

いかがでしょうか?

ヘアカラー2剤まとめ
  1. オキシ濃度は3種類
  2. 濃度によ明るくしたり、ダメージを減らす
  3. 1剤のサポート

よく聞く市販カラーでは痛みやすい理由には、このオキシ濃度のコントロールができないのも理由の1つなのです。

市販カラーでは、オキシ濃度の濃い6%で健康な髪もダメージのある髪も同じようにしているために、痛みやすくなっているのです。

(ヘアカラー記事です↓)

ぜひ、参考に。

この記事を書いている人 - WRITER -

和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

 

Copyright© きしろぐ , 2017 All Rights Reserved.