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美容師が教える白髪の生えてくる原因とメカニズム

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この記事の内容

白髪になるメカニズムについて

白髪を気にする人はとても多いです。

それこそ白髪が生えてくると何をイメージするでしょうか。

1本生えているだけで自分が老けてしまったように感じてしまうことって、悩まれている人ならば経験はあるはずです。

では、なぜ白髪になるのかご存知でしょうか?

原因を知ることが白髪を予防する1番の近道なのです。

白髪を予防するために、まずは白髪のことを知っていきましょう。

今回の記事では、白髪のメカニズム白髪の原因についてを分かりやすくお話します。

なお、「美容師がおすすめする白髪染めシャンプー」について下の記事にまとめているので、合わせて参考にしてください。

関連【美容師監修】本当に染まる!おすすめの白髪染め用シャンプーランキング5選!

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きし かずき

Kazuki Kishi

美容業界15年以上のキャリアがあり、当サイトの運営をしています。当サイトでは、主にシャンプー・洗い流さないトリートメント・スタイリング剤(ワックス)・ヘアマスク&ヘアパックなど美容に役立つアイテムのレビューをしています。約500種類以上のアイテムを使用、美髪つくりに役立つ情報発信をしています。株式会社Ll's. 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

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白髪は「メラニン色素が低下」するから

きし

きし

白髪の原因はメラニン色素の減少によって多くなってきます。

そもそも、髪の色は何で見せているのか。どうやって成り立っているのか。

そして、黒髪が白髪になぜ変化するのか。

というのが大事になります。

髪は以下の3つで構成されている

  1. キューティクル(熱や摩擦から髪を守る役割です)
  2. コルテックス(ヘアカラーやパーマに最も影響のある部分です)
  3. メデュラ(髪の中心にある芯にあたる組織です)

髪の色はメラニン色素で構成されている

メラニン色素の色の違いによって、黒髪や茶髪、ブロンドなどの違いが生まれます。

髪の色はその量によって決まり、少なくなることで白髪になるのです。

白髪は30歳〜39歳ごろから生えてくる

きし

きし

何歳から生えてくるのか?」というと人(髪質や、遺伝)によって違う上に、性別によっても違います。

何歳から確定でというのはわかりません。しかし、20代がお肌の曲がり角なら、髪の曲がり角は30代です

この頃になると白髪を気にする人が急激に増え始め、50代ではほとんどの人が白髪の悩みをかかえるようになります。

  • 女性は35歳〜39歳ごろ
  • 男性は30歳〜34歳ごろ

という平均のデータから、白髪が生えてくるとされているのです。

つまり、30歳〜39歳ごろから、メラニン色素が低下します。 次はなぜメラニン色素が低下するのかについてお話します。

メラノサイト欠失にはさまざまな原因がある

きし

きし

白髪になるのは、メラノサイト欠失によるメラニン色素の減少のためです。

本来は、メラノサイトがメラニン色素を生成していますが、その際にチロシナーゼという酵素の働きを必要とし、これが減少することによってメラノサイトから色素が生成されにくくなり、色がつかない白髪が生えてきます。

では、なぜメラノサイトが欠失するのでしょうか。

メラノサイトが欠失される原因が大きく4つ

  1. 加齢
  2. 遺伝子
  3. ホルモンバランス
  4. ストレス

となります。

これらを具体的に紹介していきましょう。

30代を目安に抗酸化力が低下するため

きし

きし

呼吸によって1日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れているといわれています。

その酸素を使って食事で摂った栄養素を燃やし、エネルギーを作り出していますが、この過程で取り入れた酸素の約2%が強い酸化作用を持つ酸素のことを活性酸素と言います。

もともと活性酸素には、体内に入ってくるウイルスや細菌を退治するという大切な役割があります。 ところが必要以上に増えてしまうと、健康な細胞まで酸化してしまうのです。

この活性酸素を取り除いてくれるのが「抗酸化力」なのです。

きし

きし

ぼく達は、生きるために呼吸して体に酸素を取り込んでいます。この活性酸素は身体の細胞を傷つけてしまう作用がありますが、反面で身体にとっては不要な細胞を排除してくれる働きもあります。

つまり、身体のバランスをとってくれるのも「抗酸化力の役割」となります。

ぼく達の身体は、活性酸素と抗酸化力のバランスによって成り立っているというわけです。

抗酸化力低下が原因となり、白髪が増えてくるのが30代を目安として起こります。

遺伝

最近では、遺伝からか「若白髪」というのも多く見かけます。10代の健康な身体なのに、白髪が多いのです。

親が白髪が多ければ、子も多くなるのが遺伝です。

身体の構造が似てくれば、必然と髪質なども似てくることから、白髪も同じ割合になることが多いでしょう。

さらにライフスタイルでは改善されにくい傾向にあるために、難しいところでもあります。

ホルモンバランス

きし

きし

男性ホルモンと女性ホルモンによるバランスが崩れると、白髪も多くなってきます。

女性ホルモンとは、髪を成長させる効果がある「エストロゲンというものがあり、女性ホルモンの減少によってバランスを崩してしまいます。

さらに、エストロゲンには悪玉の男性ホルモンジヒドロテストステロンを発生させにくくする効果もあるので、ホルモンバランスはとても重要な役割をしています。

しかし、女性ホルモンは妊娠や出産、食事の栄養バランスが原因で減少していくために、ホルモンのバランスが崩れます。

そのために白髪の増加に繋がるのです。

ストレス

精神的ストレスは、さまざまな悪影響になります。ストレスを感じることで白髪になるというのもよく聞いたりするはずです。

それはストレスをためることにより、女性ホルモンの減少に繋がるからです。

さらにストレスを溜めることで、暴飲暴食や運動不足、血行不良などさまざまな要因へのキッカケになるのです。

あとがき

原因を知ると対策が立てやすくなるのでまずは原因を知りましょう!

まとめ
  1. 抗酸化力の低下
  2. 遺伝による増加
  3. ホルモンバランスの崩れ
  4. ストレスによるさまざまな要因

これらは白髪をつくるキッカケの1つに過ぎません。

その1つとして「白髪」というものが生えてくるのです。

日々の生活をリズムを円滑にかつ、健康的に過ごすことにより予防することができるやもしれません。

まずは自分のリズムをつくるようにしていきましょう。

白髪の基本コンテンツ

  1. 「メラニン色素」
  2. 「白髪が生えにくい体質作り」
  3. 「白髪に良い食物」

こちらの基本コンテンツを読むと理解度が深まります。

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