こういった疑問にお答えしていきます。
白髪がいつから生えてくるのかを解説
美容師をしていると、上記のような質問をよくされることがあります。
白髪がない方でも、一度は白髪に対して不安を感じることがあるはずです。
そんな方のために、白髪は何歳から生えてくるのかについて、おおよその目安となるものを、分かりやすくお話していきます。
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白髪は30歳〜39歳ごろから生えてくる


きし
白髪は何歳ぐらいから生えてくるのかを、分かりやすくお話していきます。
「何歳から生えてくるのか?」という質問に対して、真剣にお答えすると人(髪質や、遺伝)によって違う上に、性別によっても違う、というのが答えになります。
何歳から確定でというのはわかりません。
しかし、20代がお肌の曲がり角なら、髪の曲がり角は30代ということは、大半の方の基準になります。
この頃になると白髪を気にする人が急激に増え始め、50代ではほとんどの人が白髪の悩みをかかえるようになります。
- 女性は35歳〜39歳ごろ
- 男性は30歳〜34歳ごろ
という平均のデータから、白髪が生えてくるとされているのです。
30歳〜39歳ごろがファーストグレイとなります。このころから白髪染めを使うタイミングとなるのです。
これは、身体を守ってくれている抗酸化力の低下が1つの原因とされています。
30代を目安に「抗酸化力」が低下するため

きし
抗酸化力というのは、身体だけでなく髪にも大きく影響してきます。
呼吸によって1日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れているといわれています。 その酸素を使って食事で摂った栄養素を燃やし、エネルギーを作り出していますが、この過程で取り入れた酸素の約2%が強い酸化作用を持つ酸素のことを活性酸素と言います。
もともと活性酸素には、体内に入ってくるウイルスや細菌を退治するという大切な役割があります。
ところが必要以上に増えてしまうと、健康な細胞まで酸化してしまうのです。
この活性酸素を取り除いてくれるのが「抗酸化力」なのです。

きし
ぼく達は、生きるために呼吸して体に酸素を取り込んでいます。この活性酸素は身体の細胞を傷つけてしまう作用がありますが、反面で身体にとっては不要な細胞を排除してくれる働きもあります。
身体のバランスをとってくれるのも「抗酸化力の役割」となります。
ぼく達の身体は、活性酸素と抗酸化力のバランスによって成り立っているというわけです。
つまり、抗酸化力低下が原因となり、30代を目安として白髪の増加が起こるとうことになります。
まとめると…

きし
白髪は、男女ともに30代を目安に増加するということになります。
ある程度の個人差はありますが、大半は当てはまってくるはずです。

つま
- 女性は30〜34歳ごろ
- 男性は35〜39歳ごろ
- 30代からの抗酸化力の低下が原因
これらが白髪が生えてくる目安になります。
それらは抗酸化力の低下が原因となっています。
しかし全ての原因が抗酸化力だけではありません。
さまざまな要因があるので、1つの目安程度に考えてください。
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こんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。