2017/09/29

【白髪染めをすることで白髪は増えるのか!?】美容師が伝える白髪染めのことについて

 

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和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@bwave_kishi)です。

最近、お客さまから「白髪染めをしたら白髪が増えるのか?」というとても興味深い質問をいただきました。その時は・・

白髪染めなんてしても全く問題ないですよ〜、全然しちゃってください、むしろしないのは嫌でしょ〜

きし

なんていう風に返してしまったのですが、よくよく考えると根拠もなにもない返しでとても反省しました、しっかりとした裏付けが必要だと感じたので、白髪を様々な視点から解説しながら、白髪染めを使うと白髪は増えるのか?ということをわかりやすく解説していきます。

白髪はなぜ生えるのか?

人の髪の色は人種によって大きく異なりますが、同じ人種でも個人差があります。そんな、髪の色を決定する要素の1つにメラニン色素があります。

メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。

メラニン色素のバランスが髪色をつくる

肌の色や髪の色、目の瞳の色をつくるのがメラニン色素。

メラニン色素には、ユーメラニン(黒褐色系メラニン・真性メラニン)フェオメラニン(黄〜赤褐色・亜メラニン)の2種類があります

髪のメラニン色素は、コルテックス領域に存在し、髪の色はこれらメラニン色素の量や大きさ、組み合わせなどで決まります。

白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)といわれるものが残っているにも、関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプと、 メラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプがあります。白髪の多くはメラノサイトが欠失しているタイプなのです。

白髪は何歳ぐらいから生えてくるのか?

何歳から生えてくるのか?というと、人(髪質や、遺伝)によって違う上に性別によってもちがうし、何歳から確定でというのはわかりません。

しかし、20代がお肌の曲がり角なら、髪の曲がり角は30代なのです、この頃になると白髪を気にする人が急激に増え始め、50代ではほとんどの人が白髪の悩みをかかえるようになります。

つまり・・

  • 女性は35歳〜39歳ごろ
  • 男性は30歳〜34歳ごろ

という平均のデータから、白髪が生えてくるとされているのです。 これは、活性酸素から身体を守ってくれている抗酸化力の低下が1つの原因とされています。

おしゃれ染めと白髪染めの違い

おしゃれ染めはメラニン色素を削り明るくしたり、色を変えますが、白髪染めはメラニン色素を入れながら明るくしたり、色を変えます。

つまり、美容師からする大きな違いとしてはメラニン色素を削って染めるか、入れて染めるかの違いです。つまりおしゃれ染めはブリーチ力が強く、白髪染めはがメラニン色素が多く入っています。

そのため、メラニン色素を削り色を明るくするカラー原理からすると、メラニン色素を入れて染める白髪染めは明るくする限度がある。

消費者からする大きなな違いというのは、色のバリエーションの違いになります。

白髪を抜くのは頭皮トラブルを招く

抜いても問題がないのかというと、もちろんそうではありません。多くの方が白髪を見つけると抜いてしまうらしいですが、これは大きな間違いなのです

ムダ毛を引き抜くのがトラブルの元となるのと同様に、白髪を抜くことにより、毛穴周辺の皮膚や、肌の炎症を起こす可能性がグッと上がります

また、繰り返し白髪抜いて頭皮のダメージを重ねると、髪そのものが生えてこなくなってしまうので、注意が必要です。

白髪を抜いてはいけない理由

白髪を抜いてはいけない理由は、毛根自体を傷つけてしまうことにあるからです。毛根を傷つけ、欠失させてしまいます。 頭皮

さらにヘアサイクルが乱れ、髪自体が生えなくなり、いずれは薄毛になってしまうことになります。白髪を見つけたら、抜くのではなく、根元からカットするか、白髪染めなどのヘアカラーで対応するようにはしましょう。

白髪を抜いても予防にならない

つまり白髪を抜いたところで問題解決にはなりません、むしろ髪自体がどんどんなくなっていくばかりになるので、すぐにやめましょう。

白髪になるともう黒髪になることはないのか?

実際に治ると言う人もいてるし、治らないと言う人もいてます。これは白髪の原因やメカニズムというのは未だ完全には解明されていないために、100%の断定はできないということなのです。

しかし、ここであえて断言しますが・・

白髪は治らない

そもそもですが、髪というのは死滅細胞です、細胞を復活させることなんて今の美容技術や、そのほか医療技術もであっても不可能です。(発育剤という髪を毛根から生成する薬もありますが、相応のリスクがあります。つまり白髪に関しても同じことが言えます)

さらに、遺伝とか若白髪など様々な要因はあるものの、大半の白髪の原因はは生活の仕方のツケが回ってきていると言っていいでしょう。ネット検索で白髪について調べると、「白髪は生活習慣の見直しで治せる」と言っている記事が多くあります。食習慣が大事とか、運動が大事とか、睡眠が大事・・つまり逆を言えば、それがちゃんとされていなかったために白髪がでているのです。

しかし、ぼくたちが白髪にできることとは、治療や再生ではなく予防ということが最も大切になります。つまり早い段階での予防対策が必要になります。

サプリメントでは白髪は治せない

よく目にすることがあるのは、サプリメントなど身体の健康状態を改善して白髪を治すというものです。しかしサプリメントで健康状態を維持することはできたも若返ることはできないように、白髪も治ることはありません。 しかし予防という意味では効果的にはなるので、ぜひ試してみることをオススメします。

白髪染めをしたら白髪は増えてしまうのか?

様々な視点から白髪のことを解説してきましたが、これらから推測されるに白髪染めをしたら白髪が増える説は、ほぼ関係はないということです。

白髪染めが原因で白髪が増える、ということはないと思います。ただ、白髪染めはヘアカラーの一種で、髪の内部にまで染料成分を浸透させるもの。髪にダメージを与えてしまうことがあります。ダメージヘアになって髪にツヤがなくなると、

白髪染めをすると増えたように感じてしまう

白髪染めをすると、白髪がなくなりますが、白髪が生えてこなくなるわけではないので、新しく白髪が生えてきます。 そして白髪染めは半永久的に染まっている(白髪はいずれ落ちていく)ので、生えてきた白髪がより目立ってしまう錯覚がおきるため、「白髪が増えた」ように感じることがあります。

つまり白髪染めをしたからといって増えることはない

白髪染めのせいにすることが多いこの問題ですが、白髪染め以外のところに問題があるはずです。

白髪染めを使った髪の影響

例えば、白髪染めを使った場合、なぜ白髪が増えるという噂があるのでしょうか?

確証や、裏付けがなければそんな噂もながれることはありません、白髪染めのデメリットからの視点からも解説していきましょう。

  1. アルカリカラーによりメラニン色素の欠失
  2. ジアミンアレルギーからの反応
  3. 頭皮に与えるダメージ

これらを美容師の目線からも、しっかりと解説していきましょう。

アルカリカラーではメラニン欠失はしていますがメラノサイトの欠失はしていません

上記にもあるように、メラニン色素を分解して髪を明るくしていく仕組みが酸性染毛料といわれるヘアカラーです。 しかし、メラニン色素を生成しているのは、メラノサイトという成分で白髪染めではメラノサイトまで分解することはできないため、髪のダメージによるものでは白髪がでるわけではありません。

ジアミンアレルギーからの反応

ジアミンのアレルギー反応で白髪になることはほぼないでしょう、アレルギーが引き起こす症状としては・・

  • かゆみ
  • 湿疹
  • 赤み
  • 顔の腫れ

といった症状なので白髪につながる可能性はとても低いはずです。

頭皮のダメージ

確かに、白髪染めは髪だけでなく頭皮に対しても良いものとは言えません。

当然ですが、頭皮にダメージを与えてはいますが、頭皮の中にまであるメラノサイトを破壊するほどのパワーはない上に、中にまで入り込むことはないです。

まとめ

結果としては白髪染めをしたからと言って白髪になるということは、ほぼありあません。しかし、白髪のメカニズムは100%解析されているわけではないので、断定することはできません。

でも、このような噂から白髪染めを使うのが怖くなったという方がいる中、そんな心配はいらないというのを伝えたいと思います、大切な髪を大事にしていくのが美容師ですから。

こちらの記事もご参考ください。

良いヘアカラーライフを。

ぜひ、参考に。

 
 
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