2017/09/22

くせ毛は長さや重さの調節がとても重要になる話

 




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和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@kazuki_kishi)です。

くせ毛で悩むことは、くせ毛とヘアスタイルとの相性です。

くせ毛だけど「軽めのヘアスタイルがっとても好み」という方がいても、髪質のくせ毛との組み合わせでできないといったケースがあります。では、なぜできないのか?どういうスタイルだったらできるのか?

今回はくせ毛にとっての長さと重さの関連性についてを、具体的にわかりやすく解説していきます。

くせ毛のメカニズム

サロンワークをしていると、よく受ける質問です。くせ毛の方ならば気になる方も当然多いはずですね。

なぜくせ毛は存在するのか?

くせ毛とは2つの大きな要因があります。
  1. 毛穴の形
  2. 水分量の均一さ

主なくせ毛の要因としては大きくこの2つに分けられます。

毛穴について

髪は、毛穴の形によって重力の影響が大きく異なります。直毛の髪は真円、くせ毛の髪は楕円(だえん)になっていることが多いです。 楕円の形である髪は重力の抵抗が均一ではなく、形がキレイでないと髪は重力の影響を均等に受けずに曲がってしまいます。キレイな真円である場合、抵抗もまた均一に受けるますが、均一に受けない場合は髪の動きが「くせ毛」として変わるのです。

水分量

重力抵抗だけでなく、水分量も多いところ少ないところが一本の髪でも存在し、多いところと少ないところによって水分により、髪の重さも変わり、うねりとなります

くせ毛の原因

なぜ、くせ毛になるのでしょうか?

実は、遺伝により髪の形は大体決まることが多いです。それが髪質となりくせのある髪になります。上記に書いた、くせの原因とはほとんどが遺伝や元々の髪質です。

大きな原因となるのは6つ。

  • 遺伝や髪質的にある程度は決まっている
  • 毛穴が歪になっている
  • 過度なカラー・パーマ・ストレート
  • ライフスタイルの不安定
  • 食事
  • ストレス

そんな6つのくせ毛になる理由と髪が生えるメカニズムを解説していきます。

この他にも固いゴムで留めたり、雑にクシでとく、髪を粗く扱うなどの物理的ダメージも、またくせ毛の原因となるケースもあります。

なかなかシャンプーで治すまでいくのは難しいですが、髪を優しく丁寧に扱うことで、これからの髪の改善や、くせ毛の緩和からスタイリングのしやすさへ向かいます。

くせの強さによって効果の出方は違いますが、シャンプーで改善していくことが可能となっています。ものすごく強いくせ毛なら縮毛矯正での改善が一番ですが、ダメージという最大のリスクがありますからそこは好みになります。

ご存知かもしれませんが、髪というものはこのように生えており、

このように毛穴と毛根というものがあり、そこから髪が成長していきます。

髪が成長している時は、海苔を巻かれるような感じで回りながら生えているのです。その時に「キューティクル」という髪を守ってくれるものが髪に巻かれていきます。

髪は、1日に約0.3mm程度成長し、1ヵ月で約1cm近く伸びていきます。

つまり、直毛である髪が、生えている毛穴を真上から見るとキレイな真円の形になっていますが、直毛の方の場合この毛穴が〇の形がキレイなので、髪がキレイな円柱状に生えてくるので直毛になるのです。

その他のケースもあるので紹介しておきます。

波状毛の場合

日本人に最も多い毛髪である波状毛というくせ毛は、日本人に最も多い髪がこの波状毛の髪質と言われております。この髪質は毛穴の状態が異なりますが、綺麗な〇の毛穴の方でも波状毛になります。

この波状毛の場合、髪のタンパク質のバランスでくせ毛になります。

専門的になりますが、髪の内部にあるタンパク質は簡単に言ってしまうと水を含みやすいタンパク質(オルソコルコルテクス)水を含みにくいタンパク質(パラコルテックス)に分かれます。

この二つのタンパク質が、髪の中で均等になっていると直毛なのですが、均等になっていない場合に、くせ毛のうねりになります。

このタイプの方は水にぬれていると真っ直ぐでも、ドライヤーなので乾かすと、水分がなくなりくせがでてきたりすることがあります。

連球毛の場合

最近多くなってきているのがこの連球毛です、この連球毛は一見直毛に見えるケースが多く、しかし触わるとザラザラっとした髪になります。 髪が切れやすい特徴もあります。 この連球毛の場合、毛穴が汚れていたり、強く結んだり、ホルモンのバランスや、生活リズムや食生活の乱れで起こると言われています。

捻転毛

このタイプのくせ毛は毛穴が変形しいます。念転毛の場合は毛穴が細長く、縦長のような形をしているのが特徴です。 こういった毛穴の場合の、毛髪は平べったい状態でざらつきがあります、縮毛矯正がなくせです。

縮毛の場合

縮毛の場合の毛穴は、特に歪に変形しており、髪が生える課程でくせ毛になります。この場合は、髪が変形しているので縮毛矯正が必要になってきます。

くせ毛の種類について

一言で「くせ毛」と言っても種類は様々で、どんなくせ毛なのかをまず知ることが必要になります。

どうのようなくせ毛で、どのような形状で、どのような動きがあるのかを知ることにより改善や対策は変わります。

美容師が専門的に解説すると、6つのくせ毛に分かれます。

  1. 波状毛
  2. 念転毛
  3. 連球毛
  4. 縮毛
  5. エイジング毛
  6. ダメージ毛
基本的に①〜④は、元々の髪質のくせの種類になり、⑤⑥は髪質ではなく後から毛髪に加わる変化となります。

波状毛

日本やアジアの人に多いクセ毛のタイプで、髪自体に波打つようなウェーブがかかっているというのが特徴です。

ただ、髪の表面は直毛に見えるにも関わらず、内側が波状毛になっているというようなタイプもあります。

形状にも、大きなウェーブや小さなウェーブなど様々なパターンがあり、湿度が高いと、よりウェーブが強くなり、髪が広がりやすく、膨らみやすくなります。

「雨の日はまとまらない」とお悩みの方は、実は「波状毛」だったというケースがよくあります。

捻転毛

髪がらせん状に「ねじれている」のが特徴のくせ毛です。

波状毛のようにウェーブがあるわけではないので、見た目には直毛のように見え、クセ毛だと気づかないケースも多々あります。髪の太さがバラバラで、まとまりづらいのが特徴です。

いつもスタイリングがしにくいと感じているようであれば、もしかすると「捻転毛」なのかもしれません。

連球毛

1本の髪の中に、細い部分、太い部分があり、髪の表面が凸凹なのが特徴のくせ毛です。

サラツヤになりにくい髪質で、触るとゴワゴワしています。髪の太さに大きくバラツキがあるため、細い部分で切れやすく、切れ毛のトラブルが発生しやすいタイプです。

さらにヘアカラーやパーマにも弱く、ストレートパーマをかけるにしても、慎重に進めていかないとダメージに繋がりやすく、注意が必要です。

縮毛

くせ毛の中でもっともクセが強いのが、このタイプです。縮毛矯正なんていう名前になるくらいですからね。

髪が細かくチリチリと縮れたようになっており、アフリカ系の方に多い髪質というとピンとくる方も多いかもしれません。

連球毛以上に、繊細に施術をしていく必要があります。

エイジング毛

年齢による加齢で、髪の老化により痛んでしまった髪となります、カクカクと歪な形状の毛髪が特徴です。 ざらつきが目立ち、ツヤも出にくくなります。上記4種類のくせ毛と違うのは年齢によって多くなっていくことです。

ダメージ毛

ヘアカラーやパーマ、ストレートといった薬剤によるダメージにより髪が凸凹になってしまった髪です。その凹凸がゆえに、くせ毛に近いうねりが発生してしまいます。

くせ毛は重さ(ヘアスタイル)の調節が大切

くせ毛にとって、髪の重さ(ヘアスタイル)はとても重要なポイントになります。長さや重さによって、くせ毛のうねりが変わるからです。

大きなポイントとなるのは「重力」です

髪と重力に関連するのは2つ。

  1. 髪の長さ
  2. 髪の量感

髪の長さ

髪の長さ min 1

イメージはこれで、長さも4種類にしてみました。

髪が長くなる方が、シンプルに髪も重くなり、重さから生まれる重力によってくせ毛のうねりは緩和してくれます。簡約すると髪は短くなる方がうねりが強くなり、髪が短くなる方がうねりは弱くなります。つまり、髪が長く思いほうがくせ毛のうねりは弱く緩和されるという考えです。

ちなみに、長さ別ヘアスタイルを分けてみました。

長さ別のヘアスタイル
  • ベリーショート
  • ショート
  • ショートボブ
  • ボブ(ワンレン)
  • ミディアム
  • ロブ
  • セミロング
  • ロング
  • スーバーロング

全部で9種類あります、自分の求めているスタイルとくせ毛のうねり度合のバランスを考えることによって調整をすることが大切になります。

さきほどの理論で言うならば、くせ毛のうねりが強ければ強いほどロングが良いといったように、自分のスタイリング力✕自分のしたいヘアスタイルに合わせて調整が大切になります。

髪の量感

長さと合わせて髪の量感も重力に大きな影響をもたらします。

「削ぐ」「梳く」といったカット技術によりヘアスタイル全体の量感をとることができます。

しかし、くせ毛に関しては、髪が重い状態からカットで軽くすることにより、長さと同じように調整が必要になります。

「だったら軽くなんてできないじゃない」って、なるかもですが逆に重すぎるのもくせ毛がでやすくもなるので注意が必要です。

削ぐに加えて「だん」というもので軽さの調節ができます。

  1. レイヤーカット
  2. グラデーションカット

と言われるもので、雑誌などでたまに見かけると思いますが、レイヤー(だん多)とグラ(だん少)との使い分けも大切になります

そのため長さ✕量感✕だん=ヘアスタイルの計算式が必要になります。

簡易的ではありますが、スタイル別にグラフにしてみました。

 スタイル  レイヤー   グラ くせ毛と相性
  • ベリーショート
  • ショート
 △  ◎  ○
  • ショートボブ
 △  ○  ○
  • ボブ
 ☓  ○  ◎
  • ミディアム
 ☓  ○  △
  • ロブ
  • セミロング
 ○  ◎  ○
  • ロング
  • スーバーロング
 △  ◎  ◎

メンズの場合は荒業もあります(覚悟があるレディースも含)

  1. 2ブロック
  2. ソフトモヒカン

こういう荒業で短くカットすることで、くせ毛自体を取り除いてしまうヘアスタイルもあります、実際にメンズの方はされている方も多数いてます。

くせ毛自体なくなるので効果的ではあります。しかし持ちは悪いので定期的にカットしなければいけませんが。

してはいけないヘアスタイル

そして、くせ毛のヘアカットでしてはいけないヘアスタルについてもフォーカスします。実はワンレンというヘアスタイルはくせ毛にはあまり合わないことが多いです。(個人的な考えですが)

ワンレングス

ワンレンクスとは、ワンレンクス・ボブのことで、ストレートの髪でフロントから後ろまでを同じ長さに真直ぐ切り揃えたものです。略してワンレンと呼ばれることが多いです。

このワンレンはなぜダメかと言うと、くせ毛の場合は重軽のバランスが重要になるのです、ワンレンは重いしかないためです。

ヘアカットにおいて「ウエイトポイント」というカットの終着点たるものが存在しています。そこを分岐として重いor軽いがつくられますが、ワンレンは重いのみなのでくせ毛が逃げることができずに、うねりになるので個人的にはくせ毛の人にはワンレンを控えるようにしています。

まとめ

くせ毛で大切な長さや重さについてをまとめました、少しの違いで大きく変わります。スタイル別に重軽の組み合わせの表などもつくってあるので、何かの役にたてばと思います。

ぜひ、参考に。

 

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