2017/09/23

白髪染めで明るめを希望しているのに仕上がりが暗くなる理由についてを語ります

 

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和歌山で「地方美容師」の活きる道を開拓したいと思ってます。美容師という概念ではなく多方面にも動いていこうとしてます! 個人メディアも運営していて、ブログも毎日更新してます、見てくれると嬉しいです。

こんにちは、岸(@bwave_kishi)です。

「白髪染めをすると暗くなる」というワードは白髪染めをするひとにとっての永遠の悩みになります、白髪は染めたいけど暗くしたくない、明るくしたいけど白髪も染めたい、白髪染めをしているひとであればそんなジレンマを抱えたことはあるはずです。

しかしなぜ白髪染めは暗くなるのか?なぜ白髪染めで髪色を明るくすることができないのか?をプロがわかりやすく解説していきます。

白髪染めをすると髪が明るくならない原因について

白髪染めをすると明るくならない原因については、白髪のことを知ることからはじめましょう。

まず白髪になる原因に髪の色を決定する要素の1つであるメラニン色素の減少が原因となっています。メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪なのです。

メラニン色素のバランスが髪色をつくる

肌の色や髪の色、目の瞳の色をつくるのがメラニン色素です、色素には、ユーメラニン(黒褐色系メラニン・真性メラニン)フェオメラニン(黄〜赤褐色・亜メラニン)の2種類があり髪のメラニン色素は、コルテックス領域に存在し、髪の色はこれらメラニン色素の量や大きさ、組み合わせなどで決まります。

白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)といわれるものが残っているにも、関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプと、 メラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプがあります。白髪の多くはメラノサイトが欠失しているタイプなのです。

白髪のことを具体的に解説しました、要約すると「メラニン色素を人為的に削って明るくするのがヘアカラー」で「メラニン色素が自然に減少するのが白髪」というわけです。ここでポイントとなるのが・・

  1. 白髪はメラニン色素を入れなければいけない
  2. 明るくするにはメラニン色素を削らなければいけない

つまり白髪を染めるために必要なことと髪を明るくするために必要なことというのは全く正反対ということなのです。

白髪と黒髪は混在しているということ

白髪だけであればメラニン色素を入れればいいし、明るくするのであればメラニン色素を削ればいいのですが、白髪を染める上で1番の弊害になるの白髪と黒髪の混在していることなのです。平均10万本生えているといわれる髪をキレイに塗り分けるということは、さすがに美容師といえども不可能なことです。

さらにわかりやすく解説します、「白髪のカラーレベルはおよそ20レベル」に対し「黒髪のカラーレベルは5レベル」になります。カラーレベルに関してはこちらに詳しく書いてます。仕上がりの目標を10レベルにした場合シンプルに高低差ありますよね、20レベルから10レベルは10レベル下げないといけなく、反対に5レベルの場合は5レベル上げるだけでいいわけです、これが白髪染めは明るく染まらない原因なのです。

比較するためのグラフ化をしてみました。

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3種類の薬剤で染めた場合はこのような高低差になります。

これらのことが白髪染めをすることで明るくできない原理になります。

白髪染めでも明るくする方法

ここまでで白髪を染めることで明るくならない原理についてご理解いただけたかと思いますが、実は明るくする方法は2つあります。いまやヘアカラー剤は大きな飛躍をとげ革新的な進化をみせてくれています。

上記のような原理がある中でも白髪染めといえども白髪を染めながら明るくするということは限度はあるものの可能になりつつあります。 キーとなるのはいかにメラニンを分解しながらメラニンを入れるかです。その方法についてを解説します。

① 定期的に明るめの白髪染めをする

これは少しづつメラニンを分解しそれと同時に白髪にはメラニン色を入れるというのをバランス調整しながらヘアカラーをすることです、それによって段階はありますが明るくすることが可能になります。

つまり徐々にメラニンを削り白髪を染めていく方法です。 こちらは一度のヘアカラーではできない可能性があり長期スパンでのカラーになります。

② 脱色剤(ブリーチ・ライトナー)でメラニンを分解してから白髪染め

①と同じ原理ですが、①と比べておおきな違いはメラニンを一気に削るために脱色剤(ブリーチ・ライトナー)を使用するということです。

脱色剤を使うために短期スパンでキレイなヘアカラーがつくることができます。しかしデメリットとしてダメージになることが注意すべきです。

まとめ

白髪染めが明るくならにということにフォーカスしてみました、実際に白髪を染める方法を2つ挙げましたがほとんどは①を選択するでしょう、多くのかたが白髪で染めることと同じぐらいに、白髪染めで明るくならないことで悩まれているので、今回の記事をつくったキッカケでした。

今のサロンカラーはかなり良いものが多くなっているので明るめの白髪染めもできます、かたや市販カラーを使った場合に濁るような白髪染めもあるので注意が必要となります。

こちらの記事もご参考ください。

白髪についての記事です。

少しでも何かのサポートになればと思います。

是非、参考に。

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