髪の構造について

■髪の構造について

毛髪は以下の3つで構成されています。

  1. キューティクル
  2. コルテックス
  3. メデュラ

・キューティクル

キューティクルは、キューティクルとCMCから成り、毛髪全体の10から15%を占め、ブローやコーミング時に生じる熱や摩擦などの刺激から毛髪を保護する役割を担っています。

キューティクルは、厚さ約0.5μm(マイクロ)、根元から毛先に向かって約8層(6から10層)重なっています。1層のキューティクルは表面からA-層、エキソキューティクル、エンドキューティクルの3つの部分で構成され、A-層とエキソキューティクルはシスチン結合が多く、エンドキューティクルはシスチン結合が少なくなっています。

キューティクルの再表面には18-MEA(18-メチルエイコサン酸)から成る脂質層があり、毛髪表面の撥水性を高め、すべりをよくする働きがあります。

キューティクルが痛むと、毛髪のツヤやすべりが低下します。

・コルテックス

コルテックスは、コルテックス細胞とCMCから成り、毛髪全体の85から90%を占め、ヘアカラー剤やパーマ剤が最も影響する部分です。

コルテックスを構成する細胞は、長さ約100μm、幅約3μmので、数十個のマクロフィブリルから成り立っています。マクロフィブリルを構成するのはマトリックスとミクロフィブリル。

マトリックスは、球状の非結晶性タンパク質の集まりで、ミクロフィブリルは、α-ヘリックスと呼ばれる、らせん構造を持った結晶性タンパク質です。コルテックス細胞が痛むと、毛髪の弾力や強度が低下します。

 

・CMC

CMCは毛髪全体の3%から6%を占め、ヘアカラー剤やパーマ剤などの成分や水分は、CMCを通って内部に浸透していきます。CMCを構成するのはタンパク質層とそれを挟む2層の脂質層で脂質層の代表的な成分はコレステロール、スクワレン、セラミド、18-MEAなどです。

CMCはキューティクルりとコルテックスに存在しますが、それぞれの脂質成分には違いがあり、特に18-MEAはキューティクルにのみ存在します。

CMCが痛むと、水分を保持できなくなり、毛髪の水分量が低下します。

 

・メデュラ

メデュラは、毛髪の中心に位置しています。すべての毛髪にあるものではなく、太い毛髪には存在し、細い毛髪にはあまり存在しません。メデュラの役割は、まだあまりよくわかっていないのが現状です。

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