頭皮の代謝機構

頭皮の代謝機構

①表皮の角化

表皮の基底層で分裂した細胞が有棘層、顆粒層、角質層へと移動する事で、頭皮の代謝は進みます。基底層から角質層に至り、剥がれ落ちるまでの一連の過程を「角化」と呼びます。

通常、基底層から剥がれ落ちるまで「約28日間」かかりこの周期をターンオーバーと呼びます。睡眠不足などによる生活の不規則化、ストレスや季節の変わり目などで発生しやすい皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥が原因となって、ターンオーバーが乱れ、その結果として異常角化となりフケが発生しやすくなります。

 

②頭皮の皮脂

皮脂は皮脂線から分泌され、その分泌量は年齢・性別・季節などによって変化しますが、「全身で1日当たり約1〜2g」と言われています。

頭皮の皮脂線は体の中で一番大きく、たくさんの皮脂が分泌されます。皮脂の分泌量が少なすぎると、頭皮が乾燥しやすくなり、多すぎると毛穴が詰まりやすくなります。その結果、フケを生じさせたり、頭皮のベタつきを招いたりします。

皮脂は、紫外線により過酸化脂質に変化し、また皮膚に存在する菌、皮膚常在菌により、遊離脂肪酸に変化します。過酸化脂質の蓄積は炎症を招き、脱毛の一因となる事が知られています。

皮脂の分泌量には以下の傾向があります。

  • 分泌量は女性より男性のほうが多い
  • 20歳前後でピークに達し、加齢に伴い減少する。女性は急激に減少するが、男性は緩やかに減少する。
  • 気温が高くなると分泌量は多くなる。

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